7月も後半になりました。暦の上では、あと数週間もすれば秋がやってきます。明日は土用の丑の日。ウナギの価格がずいぶん高騰して、丸ごと1匹いただくなんて贅沢はとても出来ませんが、それでも我が家では地元・浜名湖産のウナギを1匹分用意しました。明日はみんなで分けて美味しくいただこうかと思っています。刻んでひつまぶしに仕立てるのも、プチ贅沢感覚で良いかも知れませんね。
土用ですから、もちろん派手な土いじりはお休み中の我が家ですが、それでも、今頃になってまだ、家中で夏の準備に勤しんでいます。まあ、夏の暑さが本格的になるのは、実際には立秋を過ぎた8月以降ですしね。今からでも全然遅くはありません。
今週は、寝室にエアコンがようやく取り付けられました。6月末には取り付けることが決まっていたんですが、この時期エアコン工事の業者は大忙しで、なかなか日程が折り合わず、こんな時期までずれ込んでしまいました。
工事は、BESS浜松を通してお願いしました。冬場の完成直前にかなり見積もり作業を詰めながら、結局1台も取り付けなかったので申し訳なく思っていた…ということもありましたが、最大の要因は、エアコンの取り付けにもログハウスという建物の特殊性が大きく影響すること。
1階に取り付ける場合には、あの分厚いログ壁に穴を空けなくてはなりませんから、工具からしてタフなモノが必要になります。また、ログの継ぎ目に穴を空けてしまうと、そこから水などが浸入する原因になりますから、穴開け位置も慎重に選ばなくてはなりません。
そして、忘れてはならないのはセトリングの影響。1階だけでなく、2階の部屋に取り付ける場合にも、室外機が1階になるのなら、建物全体が沈んで配管延長が短くなることを考慮しなくてはなりません。壁に這わせる配管には余裕を持たせておいた上で、1階のログ部分では強固に固定しないようにして仕上げます。
取り付けの日は平日で、私は仕事に出なくてはならず、取り付け業者の方々への指示は、電話を通して行うことになりました。最初は、連絡なんかいただかなくてもスムーズに作業は進むと思っていたんですが、話はそう簡単には終わらなかったんです。
設計段階では、この部屋には北西の隅にエアコンを取り付けることが想定されていて、そこにエアコン用のコンセントを設置しました。しかし、その後から壁にブラケット照明を取り付けることを決めてしまったために、ブラケット照明とコンセントの間にはエアコンの室内機が収まらなくなってしまったんです。仕方がないので、西側の壁の中央付近に室内機を取り付けるように指示を出しました。
もっとも、このことは思わぬ良い副作用を生みました。ドーマーの中にある寝室の場合、当初設計の通り北西の角に室内機を取り付けると、配管は大屋根よりも上に出てきてしまうので、何らかの方法で屋根を回り込んで下に下ろすか、室外機を2階に櫓を組んで置くかしなくてはなりません。しかし、変更後の位置からなら、大屋根の下に配管を取り出すことが出来るので、あとは真っ直ぐ下ろすだけで良くなりました。
エアコンを取り付けてからしばらく、また涼しい日になっていたのでエアコンの出番がありませんでしたが、今晩は蒸し暑い夜。これからはエアコンが本領発揮してくれそうです。
この週末には、もう一つ大事な「夏の準備」をしました。デッキで使うための、大きなテーブルを作ったんです。天板が約75cm×150cmありますから、5~6人で食事することが出来ます。
先週BESS浜松展示場で調査してきた成果を元に、現場に残していただいた予備のログ壁材を短く刻んで足を積み上げ、その上に2×8材で天板を取り付けました。普通のダイニングテーブルよりは10cm弱ほど高いテーブルになってしまいましたが、賑やかに話をしながらの立食なら、むしろ好都合です。
実は、残っていた資材の2×6、2×10も使えば、全く資材を購入する必要はなかったんですが、さすがにそこまでしては、いかにも寄せ集めっぽい外見になってしまう…ということで、妻からNGが。足りない分はホームセンターで買ってくることにしました。それでも、一枚板の集成材などで天板を用意するよりは、遙かに安価に入手することが出来ます。このあたりは規格材の強みですね。
とりあえず、近日中にお義父さんの誕生パーティーとしてバーベキューをする予定。というよりも、そこに間に合わせるためには、何としてもこの週末には仕上げなくてはならなかったんですが…。ともかく、間に合ってホッとしています。落ち着いたところで、塗装もしておきたいところですね。
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