マイホームに引っ越してすぐの頃に、2階ロフトの手摺りにテーブルクロス用のビニールシートを張って、娘が手足を突っ込まないように穴を塞いだことを話題にしています。
しばらくの間はそれなりに役目を果たしてくれたんですが、娘がシートを押せば伸びることに気がついてしまい、私たちの企みはあえなく敗北となりました。シートを留めてあった画鋲ははじけ飛び、シート自身もみっともなく垂れ下がっています。開いた穴から、娘は手や足を出して遊ぶようになりました。
このままでは危ないので、結局当初の予定通り、透明のアクリル板を使って手摺りの下半分を塞ぐことにしました。テーブルクロスの5倍以上の費用はかかりましたが、ずっと頑丈に、確実に穴はふさがりましたし、見た目もずいぶんすっきりしました。透明の板があることは見ればわかるものの、背後の景色は歪みません。
固定方法は、板そのものに重量があることもあり、従来の画鋲から、強固なビス留めに変更となりました。アクリル板に割れないように上手に穴を空けるのは、実は意外に大変です。また、ビスの皿形の頭をきっちりと収めるためには、あらかじめ穴に斜めに面取りをしておく必要があります。木材なら「ねじ込めば勝手に凹んで頭が埋まる」となるんですが、そう簡単には行きません。
実は、費用のうち千数百円分は、穴を空けるための専用のドリル刃の出費だったんですよね。この刃がなくても出来ないことはなかったのでしょうけど、ひびが入ったりして見栄えが悪くなる危険性があります。ここで妙にケチらず、きちんと専用品を用意したのは正解でしたね。
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