先週の静岡行きのときには、妻と娘を乗せてクルマで出かけました。とはいえ、私のマニアックな用事に家族を付き合わせるわけにはいきませんから、私が県立中央図書館に出かけている間、二人はマークイズ静岡で遊んでいました。JR東静岡駅前に今年4月にオープンしたばかりの、新しいショッピングモールです。
意外にこの手の施設が少ない静岡市に住んでいる人たちにとっては、マークイズ静岡の完成にはそれなりのインパクトがあったと思うんですが、既に巨大ショッピングモールが乱立して過密状態?と思えるような浜松に住んでいる私にとっては、新しい魅力はあまり感じませんでしたね。並んでいるのは、浜松のどこかで見たような店ばかりです。
クルマで行くのは初めての場所ばかりだったので、カーナビは必須のアイテムでした。しかも、目的地には最新のスポットも含まれますから、地図データの鮮度が命。スマートフォンを206SHに乗り換えてから、ドコモドライブネットに代わる新しいスマートフォン用カーナビアプリを探していましたが、この日は格好のテストの舞台でした。
今回使ったのは、NAVITIMEが提供する「ドライブサポーター」アプリ。ドコモドライブネットアプリと同様に、カーナビゲーションに特化したスマートフォン用アプリです。
道案内の機能に徹して、徹底的にシンプルに作り込んだ感があったドコモドライブネットと比べると、ドライブサポーターはもう少し専用機に歩み寄った高機能アプリを狙っているようです。画面に表示される情報量も、ドライブサポーターの方が多くなっています。走行時に操作できる機能が極端に制限されていないのは良いところ。もちろん、脇見操作は厳禁ですけどね。
交差点名が表示されるだけではなく音声案内で読み上げられるのは結構インパクトがありますが、それ以上にびっくりしたのは主要交差点で表示される拡大表示が実にリアルなこと。各方向に曲がる車線数はもちろんのこと、角に立っている建物の形状や緑地等の配置、さらには進行方向が上り坂になっている…というようなところまで、まるで見てきたような画像です。
とはいえ、写真ではありませんし、厳密に見ると実物とは全然違う部分もあります。おそらく、地図データに基づいてCGを自動的に生成しているのだと思いますが、それがクラウド経由で送られてきたものだとしても、この程度再現できていれば大したものです。
高速道路では、次のインターチェンジやサービスエリア等までの距離がわかりやすく表示されています。サービスエリア名をタップすると、施設の詳細な情報が得られます。休憩の計画を立てるときに役に立ちますね。
肝心の位置情報の精度は、端末内蔵のセンサーのみで情報を拾っている割にはかなり正確。案内されたルートに逆らって走ると、そのことを自動検知するまでのタイムラグがある上に、新しいルートを改めてダウンロードするので、反応がやや遅く感じますが、ナビの指示に従って走る限りは至って快調です。
利用料は、ドコモドライブネットと同じ月々315円。現在はお試し期間中ですが、期間終了後も当面はこのまま使い続けてみようかと思っています。
ところで、先日「機能は全く使えない」と紹介したドコモドライブネット用のクレイドルなんですが、206SHとBluetooth接続して、外部スピーカーとして使うことは出来るようです。ドライブサポーターでも、内蔵スピーカーよりもずいぶんクリアに音声案内を聞くことが出来ます。
206SHからは、ハンズフリー通話用のマイク&スピーカーとしても認識されているようなんですが、こちらの方はまだ動作検証が出来ていません。使えるならかなり便利ですし、また試してみましょう。
コメントを残す