15日の深夜から16日の午前中にかけて、台風18号の暴風域が我が家を通り過ぎていきました。これまでにも台風の直撃は何度も経験していますが、自らの財産であるマイホームで台風を迎え撃つのは初めてのこと。まさか頑強なログハウスが倒壊するとは思えませんが、それでもどこか壊れてしまうことはないか、庭に置いてあるものが飛んだりひっくり返ったりしてしまわないか…と、不安たっぷりでした。
さすがに、各地で猛威を振るった大型の台風ですから、我が家も全く影響なしというわけにはいきませんでした。一つ目に付いたのが、風をまともに受けていた東側のログ壁の継ぎ目から、水が滲み出て落ちてきたこと。いかにもログハウスならではの現象で、構造上仕方がないところです。深刻なレベルではありませんでしたし、BESS浜松のKさんからも、現場監督のOさんからも話は伺っていましたから、それほど驚きはありませんでした。
しかし、それだけにはとどまらないアクシデントもありました。2階で「パシーン」と大きな音がしたので様子を見に行ってみたら、階段上の換気口の部品が落ちていました。猛烈な風が吹き込んだことで、部品が丸ごと吹き飛んだようです。ちょうど下にいるときではなかったのは不幸中の幸いでした。元通りにはめ込めばすぐ直りそうなんですが、こんなに高いところには手が届きません。
2階では、屋根を支える母屋(もや)と壁の間からも雨漏りしているのを発見しました。1階のログ壁とは違い、2階は普通の板壁建築。ここから水が漏るようでは異常事態です。一時はかなりのスピードで水が落ちていたので、大きなたらいを1個持ってきて、下に置いておきました。
台風が我が家の上空で暴れ回っている頃、Kさんから電話をいただきました。私が状況を報告すると、Kさんからは、「雨が上がってからでは状況がわからなくなってしまうので、写真を撮っておいてください」との指示が。しかし、日々ブログネタを探している私が、現場写真を撮っていないはずがありません(笑)。何枚かわかりやすいものを選んで、メールに添付して送りました。
台風が通り過ぎ、ようやく落ち着いてきた午後に、Oさんが我が家まで来てくれました。Oさんは被害箇所を一通りチェックして行きました。最後の雨漏りについては、改めて詳しく見に来ていただくことになりました。状況によって、何らかの補修対応をしていただくことになりそうです。排気口の方も、詳細確認のときに直していただけるとのことでした。
こうして常に気にかけていただき、迅速に対応してもらえるのはありがたいことです。今後とも宜しくお願いしますm(__)m。
庭に置いてあったいろいろなものが風を受けて動いていましたが、幸い深刻なダメージを受けたものはありませんでした。一時は水浸しになっていた庭も、午前中にはすっかり水が引いて、普通に歩けるようになりました。基本的には水はけの良い地面なんですが、さすがに台風の猛烈な雨は排水しきれなかったようです。
一番怖かったのは薪小屋2号館。もともと自重が軽い上に、まだそれほど多くの薪が載っていなかったので、風にあおられてガタガタ動き、フェンスにもたれかかることが何度もありました。フェンスを突き破り下の水路に落ちてしまわないか心配でしたが、何とか持ちこたえてくれました。
地面にアンカーで固定するなど、何らかの対策が必要そうです。BESSの保証も火災保険もある家本体と違って、こちらは100%自己責任ですからね。これからしばらくは台風シーズンですし、次が来る前に何とかしましょう。
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