9月30日に、ソフトバンクモバイルの2013冬~2014春モデル新製品の発表会が行われました。とはいえ、既にiPhoneについては発表が済んでいますから、今日の発表はAndroidスマートフォンとフィーチャーフォン…ということになります。2機種のフィーチャーフォンが発表されたのは良かったですね。誰もがスマートフォンに移行するべきだとは、私にはとても思えません。
Androidスマートフォンでは、シャープが狭額縁にこだわった2機種を発表しました。より大きな画面サイズで筐体はコンパクト…という意味では、狭額縁というのはとても良いことなんですが、画面以外をどんどん削ぎ落としていくと、デザイン面では個性を出しにくくなってきます。206SHのオーガニックすぎない滑らかな曲線は結構好きなんですが、どうやら今回はまた角張る向きにデザインコンセプトを戻したようです。一方で、最近は直線的デザインだったARROWSが一転して丸っこくなったのは面白いところですね。
今回発表されたAndroidスマートフォンは全て、206SHも含めて昨冬から今夏までのモデルが対応しているSoftBank 4Gに加えて、iPhoneが使っているSoftBank 4G LTEも使える「Hybrid 4G LTE」を売りにしています。より多くの電波を拾えることは、ソフトバンクが必死でアピールする「つながりやすさ」には有利ですが、もしかするとAndroid機でもSoftBank 4G LTEに乗り換えて、SoftBank 4Gの方はフェードアウトさせるための布石?と、変に心配ばかりが先に立ちます。
もっとも、UQコミュニケーションズが間もなくSoftBank 4Gと同じTD-LTE互換になるWiMAX 2+のサービスをスタートさせ、国内でTD-LTEを提供する事業者が増えます。そうなれば、iPhoneの国内向けモデルやauのスマートフォンにも搭載され、さらなる普及への追い風になるかも知れません。
auが、近々行われる新製品発表会で、新サービスの隠し球を持っている…という話もあります。とりあえず、待ってみましょう。
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