さんれんちゃん

日曜日・17日は、浜北中日ハウジングセンターで行われた「輪.コム(わごむ) vol.7」というイベントに出店した妻の手伝いでした。この「輪.コム」、8月に予定されていたvol.6への出店のお誘いをいただいていたんですが、残念ながら雨で中止。地元では結構人気のあるイベントということで、妻は今回の出店を楽しみにしていたようです。

からりと晴れた小春日和で、会場には多くのお客様が訪れ、妻の店も大賑わいとなりました。終了直前の最後の5分間でにわか雨に見舞われて、片付けはかなりバタバタしてしまいましたが、実りの多いイベントだったのではないかな?と思います。

イベントに出店するときには、たいてい娘も一緒に連れて行きます。まるまる一日妻の両親に子守をお願いするのも申し訳ありませんからね。1坪そこそこの出店スペースの周りだけで子供に1日を過ごさせるのは、とても集中力が持たず、結構苦労することも多いんですが、浜北中日ハウジングセンターには小さな滑り台を据えたキッズスペースがあるのがありがたいです。娘は、ほとんど滑り台の周りで過ごしました。彼女も十分楽しめたようです。


先週末の11月9日・10日は、浜松の中心街・肴町で行われた「まるたま市」に出店しました。その前の週の3日には、浜松市総合産業展示館で開催された「共生にこにこまつり」へ。これで、11月は週末のイベント出店三連チャンとなります。最後の方では妻もちょっと体調を崩したりしましたが、何とか走りきることができました。

それぞれに開催コンセプトの異なるイベントで、当然のことながら客層も全く違いますが、どのイベントも大盛況で、妻はあまりに忙しすぎて、自らTwitterやFacebookでの実況をする暇が作れないほどでした。代わりに私が妻のiPhoneを操作して代筆でつぶやいてみたり、自分のアカウントからお知らせしてみたり…ということになりました。特に、まるたま市の2日目は雨のために会場が変更になったんですが、Google MapのURLを貼り付けてツイートして、情報発信できたのは便利でしたね。まあ、あれが実際にどのくらいの人をお呼びできたのかはわかりませんが。

妻の集計によると、普段自宅で営業しているのと比べて、来客数も売り上げも段違いに多かったそうです。私としては、イベントで利益が上がるとはあまり考えていなくて、店のことを知ってもらう広報活動としてイベントの参加を捉えていましたが、それだけで割り切る必要もなさそうです。もっとも、そう考えると、今後はどのイベントに参加するかを選ぶセンスも要求されそうですが。


同じことが何度か繰り返されることを指して、しばしば「○連チャン」という表現が使われますが、そもそも「連荘(れんちゃん)」というのは麻雀用語。親が自ら上がるなどして、次の局も連続して親となることを指します。実は、「リーチ」「テンパる」あたりも麻雀用語発祥の言葉。麻雀の競技(?)人口の割には、広く一般的に使われている印象があります。

…と、それはともかく、何度も同じことを繰り返すと、体がパターンを覚えて、無意識のうちに動けるようになってきます。週末開催のイベント前日は、店の営業日になりますから、店を閉めて、夕食も済ませてから荷造り、積み込みを始めるわけですが、イベントに出店し始めた頃には日付が変わるまで必死で作業をしていたのが、輪.コム前日では娘を寝かしつけてから作業を始め、夜10時過ぎには一服して「さあ、寝ようか」と言うくらいの余裕が出てきました。

イベント用の荷物が満載

荷物は我が家の愛車・デリカD:5に満載にして出かけるわけですが、限られたスペースの中に効率的に商品や道具類を詰め込む方法も、ほぼ固まってきました。
ちゃんと娘も含めて3人分の座席を確保した上で、衣装ケース3個+いくつかの手提げ袋に詰めた商品と、DIYで作った小さな陳列棚大きな陳列棚、大小2個の折りたたみテーブルに、バッグや子ども服などを引っ掛けるための伸縮式のラティスも載せられます。積み込む順番も含めて、ほぼ自動的に身体が動くようになっています。


イベント会場での設営方法についても、場数をこなしてきたことでずいぶん慣れてきました。といっても、実際に商品を並べるのは妻の仕事で、私はテーブルや棚を組み立てて並べるだけなんですけどね。

まるたま市1日目の配置

基本的にどう並べていくかのパターンは決まっているんですが、イベント会場で与えられるスペースは毎回違いますから、そこに適応していくことが求められます。例えば、まるたま市の1日目は、今までのイベントで一番狭い1.8m四方のスペースでしたが、並べる商品はなるべく減らさないように考えました。店主はテントの外に立って、テントの隅のテーブル上で商品の包装や代金の受け取りを行います。雨が降ってきたときには、自分よりもまずお預かりしている商品を守らなくてはなりません。

まるたま市2日目の配置

屋内のイベントになったまるたま市2日目では、交差点角という立地を生かして2方向で積極的に商品を見せる形にしました。スペースの中にお客様を呼び込んで商品が取り囲む状況にして、なるべく長い時間商品を見てもらうのは、毎回共通のポイントになります。

輪.コムvol.7での配置

輪.コムのときには前と後ろの両方から来客が想定される配置だったので、どちらからも入っていただけるように、テントの中央を通り抜けられる形になりました。これも、オーナーはテントの外でお出迎えする形になります。暑い真夏のイベントではまず不可能なスタイルです。


これでおそらく今年のイベント出店は終了となります。来年以降も、いろいろなイベントに参加することになるのでしょうけど、今年積んだ経験を生かして、もっと楽に準備して、イベントを楽しめるようにしていきたいですね。

実は、イベントに参加するたびに私が不満に思っていることがあります。それは、陳列に使うテーブル等の道具をしまう場所が、2階の納戸しかないこと。備品の中にはかなりの重量物もあり、毎回階段を何度も上り下りして運ぶのは大変です。特に、1日働いて疲れて帰ってきた後に、まだ一仕事残っていると思うと…(涙)。

1階に大きな収納スペースがあれば解決する問題なんですが、家の中にはそんな場所は見当たりません。となると、あとは屋外に何か用意するしかないわけですが…さて、どうしたものか。ただ今、いろいろ検討中です。


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