先週末から、2週間限定で使わせていただいているレッツノート・CF-MX3。レッツノートと言えば、やはり家から連れ出して外で使ってこそ真価が発揮されるのだと思います。幸か不幸か、現在私は浜松市から静岡市まで片道1時間半かけての電車通勤をしています。ただ職場に通うだけで、がっつりとロードテストができるわけです。
そんなわけで、とにかく毎日、鞄にレッツノートを入れて家を出ています。現在私が通勤に使っている鞄は、昨年末にボーナスで買ったばかりのモノで、A4判のクリアファイルがちょうど収まるサイズ。横幅ほぼ30cm、厚さ21mmのCF-MX3は少々窮屈ではありますが、何とか鞄に入れることができます。
インナーケースなどは特に用意していません。タフな筐体も売りのレッツノートですから、満員電車で周囲から押されたり、どこかに軽くぶつけたりしたくらいではびくともしないはずです。まあ、インナーケースに入れてしまったら、この鞄には入らなくなってしまうんですが。
浜松駅までは、地元の私鉄・遠州鉄道の電車に乗って行きますが、朝はいつも満席で、座らせてもらえることはほとんどありません。ここでCF-MX3を使うとすると、考えられるのはタブレット形態です。しかし、立った状態で片手はCF-MX3を持ち、もう片方の手は吊革をつかむ…という姿勢を強いられるわけで、画面をタッチするだけでも一苦労です。
意外に収まりが良いのが、縦画面で使うタブレット。Webサイトは縦スクロールで読んでいくものが多いですから、一度に見られる範囲が広くなり、文字が少々小さくなるのが問題なければ、これは結構快適です。
ただ、検索やSNS書き込みなどで文字を入力しようとすると、このスタイルもかなり大変です。というのも、もちろん文字の入力はソフトウェアキーボードを使うんですが、これは縦画面の場合でも画面下端に表示されます。下端は胸や腹に筐体を押し当てて固定していますから、入力操作がかなり窮屈になるんですよね。さすがに重量が1.2kgもあると、ノートPCとしてはともかく、タブレットとしては超重量級。片手だけで保持するのは私にはとても不可能です。
結論としては、こうした環境でCF-MX3を使うのはかなり無謀と言わざるを得ません。これなら、片手で把持した上に文字入力までできてしまうスマートフォンの方がずっと便利です。もっとも、タッチで操作する手軽なインターフェースで、スマートフォンより大きな画面そのものは魅力的ではあります。同じタブレットでも、重量が半分以下から3分の1程度となるiPadや8型クラスWindows 8タブレットなら、また評価が変わりそうです。
新幹線では、一転してほぼ確実に座ることができます。手元にも結構余裕があるので、CF-MX3はクラムシェル形態で広げることが十分可能です。ただし、座席裏のテーブルに載せるとちょっとはみ出します。【この件については、コメントに追記あり】CF-R2やCF-R4と比べると、やっぱり窮屈感はありますね。膝に載せるか、テーブルで使うか悩みどころです。
キーボードを使わないのなら、ひっくり返してタブレットにしてから、画面を少し起こしてやると結構快適な操作環境になります。このスタイルだと、CF-MX3には標準で添付されているタッチペンとの相性もなかなか良好です。映像などを見るにものんびりできるスタイルですね。
新幹線で車内を見回すと、ノートPCを開いている人がずいぶん目立ちます。そして、その中にはレッツノートが結構たくさんあります。さらに観察してみると、皆さんが使っているレッツノートはCF-WシリーズやSシリーズ、SXシリーズばかり。それだけ光学ドライブ内蔵への需要が大きい…ということなのでしょうね。私が仕事で使うとすると、あまりCDやDVDの出番はないんですが、個人的には移動中にDVDビデオが見られると嬉しいかも知れません。
職場の昼休み中に、レッツノートを広げて記事を更新しています。どこにいてもインターネットに接続できる環境になっているので、まさに自由自在です。このあたりについては、もう少しいろいろ使ってみてからまとめてみようと思います。
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