スマートフォン版SSK Worldの各記事のページに、「LINEで送る」というボタンを設置しました。このボタンを押すことで、LINEアプリを起動させ、友達やグループなどに記事のタイトルとURLを送ることができます。
このボタンは、スマートフォン版以外のページに設置することもできないわけではありませんが、今のところは他のページには設置していません。というのも、LINEはスマートフォンで使ってこそのサービス…という面が強いと思っているから。一応いろいろなプラットフォーム向けのアプリは存在するのですが、やっぱり主戦場はAndroidやiOSと言ってよいでしょう。先日CF-MX3を試用したときには、Windows 8用のModern UIアプリも使ってみましたが、完成度ではまだ数段劣ると言わざるを得ません。徹底的に「スマホファースト」を実践しているサービスです。
このボタンの設置自体は、他のSNSが提供している各種ボタンと同様に、専用のコードをHTMLソースに貼り付けて行います。JavaScriptが必須になっているボタンも多い中で、「LINEで送る」ボタンはハイパーリンクの<a>タグと画像を貼り付ける<img>タグだけで比較的簡単に設置できます。当然動作は軽く、パフォーマンス上でどうしても制約があるモバイルデバイスには嬉しい配慮ですね。そもそも、ボタン画像がiOSデバイスのRetinaディスプレイを意識して標準の2倍の解像度で提供されているところからして、いかにもスマホファーストです。
スマートフォン用ページにだけ設置するボタンですから、転送先のURLもスマートフォンページを決め打ちして構わないところなんですが、ここはあえてPC用と同じURLで記述して、PHPスクリプトの自動判定で振り分ける仕組みにしました。同じ記事へのリンクは常に同じ表記にしたい…というパーマリンク思想が念頭にあります。将来的に、単一のHTMLソースで各種デバイス用の表示を兼ねるリキッドレイアウトも視野に入れつつ、さらに技術的な検討を進めたいところです。
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