連休の最終日・5月6日は、無事に雨も上がったので、家族でドライブに出かけました。行き先は大井川鐵道。毎日1往復運転している蒸気機関車(SL)の動態保存が有名ですが、それ以外の電車も関西の私鉄で特急として走っていた車両が走っていたり、井川線には全国でここだけのアプト式鉄道があったり…という、実はマニアックな要素がてんこ盛りの会社です。駅には昔ながらの味のある木造駅舎が多く残っていて、映画などのロケ地に多く使われているそうです。
もちろん、私たちの目的もSLを見ること。できれば片道だけでも乗りたかったんですが、ゴールデンウィーク中に突然思いついた企画で、大人気のSLの乗車券はとても予約できません。せめて見るだけでも…ということで、SLの時刻表を確認して、下り電車が千頭駅に着く前に先回り。ホームに入ってくる列車を出迎えることができました。
帰り道も、川根町の「SLの見える丘公園」で上りのSLを待ちました。煙を吐きながら走るSLの姿を見て、一生懸命走ってるなぁ…と、ついつい擬人化して感情移入してしまうのが面白いところです。
SLの始発駅となっている新金谷駅は、新東名高速道路の島田金谷インターから車で10分未満。新東名の開通で、ずいぶん身近になった観光スポットのひとつです。そして、大井川を遡りながら千頭駅まで行く道路も、一部1.5車線未満の細い山道が残っているものの、基本的には2車線のスイスイ走れる道路です。結果的にSLの少し先を行きながら併走して往復…という感じのドライブでしたが、なかなか快適でしたね。妻も娘も、SLと新緑の山々を見ながら楽しんでくれたようです。
ただ、ちょっと心残りだったのが、経営難にあえぐ大井川鐵道に、ほとんどお金を落としてこられなかったこと。今度は、ちゃんと事前から準備して、SLに乗って楽しみたいですね。
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