2014年も、間もなく半分が過ぎようとしています。去年は家の中でいろいろ家具を作っていましたが、今年の上半期を振り返ってみると、柵の内側、母屋の南側になる庭の部分にかなり手を入れたことがわかります。
正月明けに、庭造りについての野望…と言うよりは妄想を皆さんにご紹介しましたが、その後半年で、赤線で書き込んだ「野望」はほぼ実現できそうです。表門から玄関までの間には、レンガ敷きのアプローチが完成しました。そして、その奥には念願の芝生の庭が出来上がりつつあります。
庭に芝生のマットを張ったのは、消費税増税の直前の3月下旬。時期としてはベストに近いところで作業できましたが、養生するからといって全面立ち入り禁止にするわけにも行かず、1、2週間ほどは庭を走り回る娘を見ながらハラハラして日々を過ごしました。
それでも、1ヶ月も経つと芝生のマットはすっかり地面に定着してくれました。最初は黄色っぽかったマットの色も、少しずつ緑色が濃くなってきて、毎朝庭を見るのが楽しみになりました。
この時期、私の頭を悩ませていたのが、娘が砂場から砂を掘り出しては周囲に撒き、砂場の周りの芝生のところに砂を積み上げてしまうこと。いくら根付いたとは言え、日光を受ける葉の部分がすっかり砂に埋まってしまっては、芝生も伸びることができません。最初に芝生を張ったときに、彼女には目地の土を撒いてもらったんですが、どうやらそのときに「砂撒きの楽しさ」に目覚めてしまったようです。
とはいえ、砂場を使うな!と言ってしまっては、「それならどうして砂場なんか作ったんだ?」となってしまう根本的な矛盾が露呈してしまいます。私は仕方なく毎日砂場の周りにできる砂山を取り除き、砂を砂場に戻す日々でした。恥ずかしながら、相当イライラしていましたね。
実は、「娘の芝生に砂撒き問題」は未だに根本的には解決してはいないんですが、さすがに3ヶ月も経つと芝生はずいぶん伸びてきて、ちょっと砂が撒かれるくらいではびくともしなくなりました。さすがに大きな山になると、取り除かざるを得ないんですが、以前ほど神経質になる必要はなくなりました。まあ、それ以前に砂場の中に撒ける砂がなくなってきた…ということもあるんですけどね。
全体を見回すと気づくのは、同時に張った芝生マットなのに、場所によってずいぶん伸び方が違うこと。日の当たる南側が良く伸びている…ということもありますが、それ以上に目立つのが、真ん中より隅の方が長く伸びていること。これは、真ん中の方が上を人が良く歩き、踏みつけられていることが原因でしょうね。
最も良く伸びている南東の端は、芝の長さが既に10cmを超えています。こうなってくると、そろそろ芝刈りを始めなくてはなりません。しかし、特に長くて気になる部分の面積だけでも、前に住んでいたテラスハウスの芝生の庭の面積を優に超えます。全体を刈り揃えることまで考えると、手動のハサミや鎌ではとても面倒を見切れません。動力式の芝刈機を何とか導入したいところです。
一方、なかなか埋まってこないように感じていた目地にも、芝が根を張って広がっていくようになってきました。ここ数週間で一気に伸びてきた感があるので、ウマく行けばこの夏の間にはかなり目地が埋まってくれるかも知れません。とはいえ、一面に広がる緑の芝生…といった趣になるまでには、まだまだ時間がかかりそうですね。植物が相手ですから仕方ありません。野望はまだ道半ば、です。
先にご紹介した「野望の図」に記入されたもうひとつ、庭の物置については、実はただ今実現に向けて進行中です。近々皆様にもお披露目ができるのではないかと思います。庭造りについては、我ながらかなり順調に来ています。
しかし、それ以外の部分で、我が家には問題点が山積みです。この春に少し手を付けた外壁の塗装は、結局梅雨入り前には片付かずじまい。真夏に作業するわけにも行かず、作業はもう少し先送りになりそうです。また、昨シーズンはほぼ全てを無償で入手することができた薪ストーブ用の薪も、今年はほとんど確保できていません。相当量を購入する必要がありそうです。
マイホームのためにやらなくてはならないことがあまりに多すぎて、全然手が回りません。「贅沢な悩み」といわれるのは分かっているんですが…何ともまあ困ったものです。
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