我が家の庭に、小さなログハウスが建ちました。厚さ2cm、幅10cmほどの木の板を組んである、見た目だけではない本格的なログハウスになっています。床面積は、約1.8m四方でほぼ1坪。これは我が家の倉庫として使う予定です。
以前から何度か紹介しているとおり、庭に風除けを兼ねて1坪程度の物置が欲しい!とずっと思っていました。妻のイベント出展用の備品やバーベキューコンロなど、外に収納があれば入れておきたいものは結構たくさんありました。風除けとしての役割を考えても、あまり小さなものでは吹き飛ばされてしまうので、1坪クラスは最低限だと思っていました。そして、ログハウスの庭先に置くのですから、普通のスチール物置ではあまりにも味がなさ過ぎます。せっかくなら、ここもオシャレにまとめたいものです。
そこで、木製の小屋を中心にいろいろと物色していました。一時は、国産のパネル式の組み立てキットの製品で決まりかけていたんですが、ある日、近所のホームセンター・ジャンボエンチョーの新聞折り込み広告に、基礎工事、組立工事に塗装作業まで含めて198,000円(税込)というログハウスが載っているのを発見。工事込みでキット製品とほぼ同じ価格でしたから、これはお値打ちです。早速店頭まで見に行きました。実物を見て、思っていた以上に造りがしっかりしていたので、その場で施工を前提に見積もりをお願いしました。
ちなみに、このログハウスはエンチョーのオリジナル製品というわけではなく、フィンランドのLuoman社が作っている、Lillevilla(リレヴィラ) 1Aというキット製品。Luoman社のWebサイトを見ると、大小様々なサイズの木製ハウスのキットが販売されています。商品ラインナップにサウナがあったりするところが、いかにもフィンランドですね。
工事は2日間に分けて行われました。1日目は基礎工事。建てる場所はしっかり確認しておきたかったので、平日でしたが最初だけはちょっと仕事はお休みをいただいて、私が立ち会いました。測量器具のレベルを使って、シビアに水平を確認してから作業を進めていました。もともと平らに整地してあったつもりだったんですが、計ってみると1cm程度の高低差があったようです。
昼までかからずに基礎は完成。穴を掘ったところにモルタルを流し込み、その上にコンクリートブロックを固定。ブロックには、ログハウスを固定するためのアンカーボルトを立ててありました。これだけしっかり作ってあれば、強風でも飛ばされる危険性は少なそうです。
2日目は組立と塗装。こちらも平日の作業になりましたが、そうそう何日も仕事を休むわけにはいかない私は、家族に現場を託して出勤しました。妻から写真は送ってもらっていましたが、家に帰るのが楽しみで仕方ありませんでしたね。しかし、そういうときに限って仕事は立て込んで帰宅するのは遅くなってしまうんですが(涙)。
庭全体を眺めてみると、思っていた以上に存在感があります。基礎のブロックがかなり高いのが効いているようです。このため、ログハウスの床は地面から40cm近い高さになります。何らかの形で踏み段を作らなくてはなりません。
外側の塗装は工賃に含まれていたんですが、内側の壁は自分で塗装しました。塗料には、母屋の内装に塗られているのと同じ、屋内用のカントリーウォールナット30を使用。屋外用の塗料よりはかなり臭いが抑えられているんですが、それでもかなり気になりましたね。こまめに外に出ながら作業したんですが、結局シンナーにアタマがやられた気分(苦笑)。
ちなみに、外壁の塗装もデッキと同じBESS純正のカントリーウォールナットで塗ってもらうようお願いしました。同じ塗料にしておけば,今後メンテナンスで塗り直すときに、余計な頭を使わなくてもいいですからね。
塗装を済ませてから改めて壁面を見ると、隙間が意外にいろいろなところにあるのが分かります。明らかに外の光が見えるような場所もありますから、シリコンコーキングなどで塞いでおきたいところです。早速、エンチョーに出かけて買ってきました。
しかし、穴を塞ぐ前に、台風8号が日本を縦断しようという構えを見せています。雨漏りどころか、建物が吹き飛ばされたり、倒壊したりしないか心配です。…まあ、こればかりは信じて祈るしかないんですが。
コメントを残す