今日は、第1回浜松ピクニックガーデンマーケットに妻の店が出店するということで、浜松市西区のJAPAN HEAT-X駐車場に出かけました。浜松周辺の様々な店のオーナーさんたちが、地元を盛り上げるべく、この秋に初めて開催したイベントです。今回は、妻がいつもイベントにお誘いをいただいている雑貨店のオーナーさんから声を掛けていただいて、参加することになりました。
普段は店を開いているオーナーさんたちが、近隣の他の店のオーナーさんたちに声を掛けてイベントを開催する…というパターンは結構多くて、私たちが呼んでいただくイベントもほとんどがそうでした。しかし、これまでは、妻の店と同じようなカントリー系の雑貨屋さんが主催するものが多く、当然ながら参加しているのも同じようなカントリー系のお店…見方を変えれば直接競合するライバルが結構多かったような気がします。
しかし、今回のイベントはどうも少々毛色が違います。出展者一覧を見ると、妙に男臭い感じがしたんですよね。だいたい、会場からして、普段はオフロードバイクのサーキットの駐車場になっている場所です。コレは私も楽しめそうだ…ということで、ちょっと期待しながら会場入りしました。
第1回ということで、集客力に少々不安を持ちながら臨んだんですが、天気予報を裏切るような快晴の好天にも恵まれて、駐車場に入るためのクルマの列が出来るほどの大盛況。人の流れも途切れることは少なく、妻の店もなかなかの賑わいを見せていました。店の顔ぶれも、アンティーク系の小物などで私の好みの店が結構あって、店番を交代しながら楽しませてもらいました。それにしても、どうして私が店番をすると、その人波がぱったり止まってしまうんでしょうか?…いろいろ対策を考えてはみるんですが、いっこうに改善しません。これはもう、私と妻の持つ人間としてのオーラの差かも知れません(涙)。
ひとつ残念だったのが、店頭でステンシル用の型紙を切り抜いてくれるサービスをしている店があって、切り文字が足りずになかなか完成していなかった我が家の表札用にいいぞ!と思っていたんですが、店番をしたり、娘のお守りをしたりしている間に、結局頼めずじまいだったこと。機会があれば、また実店舗の方にでも伺って、相談してみましょうか。
今回の出店スペースは、1ユニット辺り5m×5m。出店者たちは、この中に自分たちの車を乗り入れた上で、その場に店舗を展開することになります。ここに我が家の愛車・デリカD:5が乗り込んでも、埋まる面積はせいぜい4割程度。15平方メートル程度の空間が、店を開くために使えることになります。
普段参加しているイベントで割り当てられていたのは、せいぜい2~2.5m四方が1ユニット。まだ複数ユニットを占有して大々的に商売を打てるほどの規模ではない妻の店にとって、今回は今までで最も広い空間が使えるイベントになりました。それどころか、普段営業している自宅店舗のギャラリーが約6畳(10平方メートル程度)であることも考えれば、開店以来史上最大級の営業スペースです。
それだけ広い場所で設営することを想定して、クルマに積み込んだ荷物の量も史上最大級に膨れあがりました。普段店頭に並べている商品はほとんど全て積み込んだ上で、初めてタープテントを大小2個とも積みました。テーブルや棚なども、イベント用に用意しているものはほぼ全て持参することにしました。
それまでのイベントの経験から、だいたい荷物の積み込み方は定まっていたんですが、何しろ今までに積んだことがないほど大量の荷物で、積み込み方を一から考え直さなくてはならなくなりました。それでも、基本は変えずに、一部を入れ替えたりアレンジしたりして、何とか当初予定していたものは全て積み込むことができました。
以前から、商品については店頭にあるもののほとんどをイベントに持ち込んでいて、「史上最大級」という大仰な言葉の割には、今回劇的に増えたわけではありませんでした。ですから、スペースが大幅に増えれば、それだけ余裕を持った陳列が可能になりますし、あえて空間を設けたり、私たち売り子のスペースもより多く確保したりできます。
かなり日差しの強い日になりましたが、お客様もテントの下に入ってもらった上で、ゆっくり商品を見ていただける形を作ることが出来ました。まず店に入っていただいて、商品を見ていただかなくては始まりません。見ていただけさえすれば、ひとつずつ手作りの商品の品質の高さは伝わるはずです。広大な会場でタープテントを立てると、風への対応が心配の種で、これがお客様の安心感にも影響すると思うんですが。今回は地面が土でしたから、四隅にペグをがっちりと打ち込みました。この会場も、午後になると風が強くなってきましたが、テントは終始安定していて、飛ばされる心配はありませんでした。
今回、8月のイベントに続いて、シェリーメイが「看板娘」として出勤しました。彼女がかなり多くのお客様を引きつけてくれたおかげで、ダッフィーたちの衣装がたくさん売れたのではないかな?と思っています。もともと、これらが売れる客層が多かったのかも知れませんが、やっぱり、モデルがいるとずいぶんアピール力が違いますね。スカウトしてきた甲斐があったというモノです(笑)。
これだけ贅沢にスペースが使える場所ばかりではありませんが、いかに商品を見ていただきやすくするのかは、今後も大事なポイントだと思います。妻は、本など借りてきて、陳列方法についてもかなり勉強しているようです。仕事ですから、本気なのは当然ですね。
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