プロ野球・中日ドラゴンズの山本昌投手が、金曜日・5日にナゴヤドームで行われた対阪神タイガース戦で先発登板。5回を無失点に抑え、勝利投手の権利を持って降板しました。その後はリリーフ陣も無失点でリードを守り切り、山本昌は今季初登板を勝利で飾りました。
1965(昭和40)年8月11日生まれの山本昌は、現在49歳。この試合で、プロ野球史上最年長登板、史上最年長勝利の両記録を更新しました。また、この日登板して試合が成立したことで、自らが持つ実働年数のリーグ記録も28年に延ばした(一軍戦に出場しないと「実働年数」にはカウントされないため)ことになります。
今シーズンは開幕から二軍暮らしが続き、私は「もしかするとこのまま引退してしまうのではないか?」という不安も持ちながら見ていたんですが、こうして一軍のマウンドに戻ってきて、相手の手加減があるわけでもなく、きっちりと試合を作ってしまうわけですから、やっぱりこの人はとんでもない人です。この内容なら、「記録を作るためによれよれで出てきただけ」とは言われないでしょう。
大昔から私の好きな選手ではあったんですが、まさかこんな伝説的プレーヤーになってしまうとは思っていませんでした。これからも、彼は試合に出る度に「史上最年長」「史上最長」の記録を作り続けることになります。さすがに、今後何十年も続くことではないはずですが、もうしばらくは「投げる伝説」であり続けることを期待しています。
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