2015年2月22日に開催される、「徳川家康公顕彰400年記念事業 第11回浜松シティマラソン」の5kmの部にエントリーしました。
浜松シティマラソンは、2005年に開かれた第1回大会に出場して以降3回ほど走りましたが、2008年の第4回大会以降、諸般の事情があってマラソンからは遠ざかっていました。しかし、いろいろ理由を付けていたのでは、いつまで経っても始められません。体重の増加も気になりますし、ここで一念発起!ということで、また走り始めるために、まずは自分にプレッシャーをかけてみたわけです。
過去3回は10kmの部へのエントリーでしたが、現在の浜松シティマラソンには10kmの部はなく、私は「ハーフマラソンか、5kmか」の選択を迫られることになりました。私のイメージとしては、5kmは短すぎて物足りない気がするんですが、何しろ7年ぶりのエントリー。基礎体力が落ちに落ちてしまったところで、今から本番までの3ヶ月半で20km以上のハーフマラソンを走りきる身体を作り上げるのは、なかなか困難なミッションです。リハビリの意味で、今回はともかく5kmを走ってみようかと思います。その後で、ハーフに挑戦するかはまた考えましょう。
マラソン大会への出場ばかりか、そもそも走るトレーニングをすること自体が7年ぶり。基本的には距離と時間を計りながら、少しずつ運動強度を上げていく…ということになるわけですが、トレーニングについてこの7年間で劇的に変わったのが、それをサポートするための機器が劇的に入手しやすくなったことです。
昔から、走行距離や時間などを計測するために各種センサー等を搭載した時計が市販されていました。しかし、最近ではこれらを専用のハードウェアではなく、スマートフォンで実行できるアプリとして提供しているものが結構あります。スマートフォンなら、もともと時計も加速度センサーも搭載していますから、距離や時間は計測可能です。さらに、GPSアンテナも装備しているものが多いので、走行ルートを地図上に落とすなんて芸当も可能です。十分な機能を装備したアプリが無償で提供されていますから、導入に当たっての敷居も非常に低いです。
日本メーカー製のAndroidスマートフォンなら、防水はほぼスタンダードになっていますから、屋外での使用に際してもあまり心配はありません。ただ、ちょっと不満なのは近年のスマートフォンが大型化の一途を辿っていることですね。私が去年購入した206SHは重量がカタログ値で約159gあり、ランニングのお供に持ち歩くにはちょっと気になる重量感がありますが、巷の製品の中で極端に重い方ではありません。
私が現在使用しているのが、runtasticというアプリ。無料版と有料のPRO版がありますが、無料版でも地図上に毎回のランニングコースを落とし込み、走行時間だけではなく速度の変化などを記録することが出来ます。とりあえずは、機能面でPRO版にアップグレードする切迫した必要性は感じませんが、無料版で事あるごとに表示される広告は鬱陶しいなぁ…とは思います。
毎回の走行ログを、直後にTwitterやFacebookに簡単な操作で書き込める機能もあります。先にも触れたとおり、あえて公言して自分にプレッシャーを掛けるタイプの私にはうってつけの機能です。早速Facebook上には書き込んでみているところなんですが、やむを得ない事情とは言え、走る度に走行距離が短くなっているのは実に不本意です。GPSを使っているので、数字に関しては誤魔化しが効きません…もちろん、そんなことをするのは大嫌いな性分ですが。
PRO版を使うと、Bluetooth接続の子デバイスを使って心拍数を計測したり、ディスプレイに時間等の情報を表示したり…ということも可能なのだそうです。基本的に「子デバイス」なので、スマートフォン本体がなくては使えませんが、機能としては面白いですね。もっとも、そこにお金をかけ始めるとキリがないんですが。
最初に走った日には、3km強の周回コースを、21分台で走りました。ペースとしては1kmを7分弱。自分でもかなりゆっくり走ることを意識したので、想定の範囲内の結果でした。もっとよれよれに疲れ果てるのかと思っていたら、意外にまともに走れてびっくりしましたね。心配だった膝や足首などの痛みも、今のところは気になりません。
しかし、このままのペースでは「40分以内で走ることができる人」という5kmの部の参加資格ギリギリです。大会本番では、最低でも5kmは30分以内、出来ることなら1kmあたり5分以内のペースを堅持して走りきりたいと思っています。もっとも、最低レベルはともかく、「出来ることなら」は7年前の時点でも実現できていなかったわけで、単に7年間ブランクがあると言うだけではなく、その間に順調に年を重ねてしまった(汗)ことを考えると、距離の短さを割り引いても無茶な目標なのかも知れません。それでも挑戦はしてみたいですね。
当面は週に2~3度、3km程度を目途に走り、調子が掴めてきたらもう少し距離を伸ばして行こうかと思っています。新時代の頼れるパートナーであるスマートフォンを使って、履歴をきっちり管理しながら、楽しんで身体作りをしていきたいですね。しかし、やっぱりポケットの中で揺れる206SHの重さは気になります。もうちょっと軽い端末の方がいいなぁ(苦笑)。
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