格安SIMを挿してみる

先日、2月以降のレッツノート・CF-RZ4でのワイヤレスWANの契約をどうするか検討している話をしました。いろいろ考えた結果、BIGLOBEの提供する「BIGLOBE LTE・3G」のデータ通信用SIMを使うことにしました。月額利用料の絶対的な安さ、そして追加費用なしでWi-Fiが使えるというサービスが決め手になりました。Wi-Fiを使う機会がどのくらいあるのかはわかりませんが、オプションとして持っているのは強みになると考えています。あとは、MVNOとしての歴史と実績がある…という安心感もプラス要素でしたね。

既にBIGLOBEでは光回線のプロバイダー契約を結んでいますから、契約にSIMを追加することになり、手続き自体は実に簡単。ユーザーIDでBIGLOBEの会員向けWebサイトにログインすれば、あとはほとんどすることがありません。月額利用料の支払い方法も、SIMカードの送付先も、既にBIGLOBE側が参考データを持っています。既存の契約と同じ方法で支払い、自宅にSIMカードを送ってもらうのなら、何も入力しないことになります。

申込時に気をつけなくてはならないのは、SIMカードのサイズを間違えないことくらいでしょうか。私の場合は、標準サイズのSIMカードになりますが、スマホに挿したい場合にはmicroSIMやnanoSIMという規格もあります。


BIGLOBEから届いたSIMカード一式 申し込みから3日ほどで、BIGLOBEからゆうパックで荷物が届きました。中身は、クレジットカードサイズのSIMカードと、数冊の簡単な説明書。実際には、マニュアルに沿ってSIMカードのICチップ部分を切り抜いて、小さなチップ部分のカードを差し込むことになります。

BIGLOBEのSIM(左)とPanasonicのSIM もともと入っていたSIMカードと、今回届いたSIMカードを並べてみました。どちらもNTTドコモの回線を借りているMVNOですから、SIMカード自体はNTTドコモのロゴが入ったピンク色のカードで、全く区別は付きません。

SIMを差し替えます CF-RZ4のSIMカードスロットは、バッテリーを外した内側にあります。当然、完全にシャットダウンしてからACアダプターとバッテリーを外して、SIMカードを交換することになります。SIMカードは、ちょっと奥に押し込むと抜け、新しいカードをちょっと奥まで差し込むと固定されます。SDメモリーカードスロットなどにもよくある構造ですね。

ワイヤレスWAN設定変更ユーティリティSIMカードを差し込んだだけではLTEの通信は行えず、設定を変更する必要があります。CF-RZ4の場合は、「ワイヤレスWAN設定変更ユーティリティ」を起動すれば、指定されている設定内容は簡単に入力、変更することができます。入力後はシステムの指示通り再起動すれば、通信ができるようになります。あっけないくらい簡単に設定は完了して、ちょっと拍子抜けしてしまいました。

Wi-Fiのアクセスポイントを利用するためには、これとは全く別の設定が必要になります。実際に通信できるポイントに行かないと出来ない部分もあるので、とりあえず週明けに新幹線に乗ったときに試してみようかな?と思っているところです。


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