3月ももうすぐ終わり。すっかり春めいてきました。近所の川縁に植えられている桜は3分咲きくらい。来週末には満開を過ぎて散り始めそうです。どうやら学校の入学式・始業式までは持ちそうにありませんね。
去年の3月に植えた庭の芝生は、ちょうど1周年を迎えています。冬場はすっかり枯れて茶色の絨毯になっていましたが、少しずつ緑色のモノが顔を出してきました。去年よりも日差しが当たらなくなっているのは気になりますが、暖かい場所であることは確かですし、何とか元気に育ってほしいものです。
先日店の前に植えたシマトネリコも、順調に育っているようです。さすがに、まだ植えてから2週間しか経っていませんから、目に見えて背丈が伸びたりしているわけではありませんが、先端から薄い緑色の新芽が伸びて、葉が開いてきたのがわかります。
これからどのくらいまで伸びるのか、今から楽しみで仕方ありません。もっとも、まだ十分に地面に根を下ろしているとは言えないので、油断はできませんけどね。雨の多い時期ですし、大量に水をもらって、早く調子をつかんでほしいところです。
実は、そのシマトネリコを植えてからずっと、腰痛に悩まされていました。我が家では、この腰痛はシマトネリコのせいじゃないか?という話が出ています。もちろん、植えるときには鍬を振って深い穴を掘っていますし、同じ日には薪割りもした上にドラムのレッスンにも行きました(椅子に座って演奏するのも意外に腰に負担がかかります)から、腰が痛くなりそうな心当たりはいくらでもありました。しかし、ここで「シマトネリコのせい」という表現をするのは、ちょっと意味合いが違います。
妻やその両親は、家の主(我が家の場合は一応私)の腰が痛くなると、まず植物の鉢植えの置き場所を疑います。腰痛は、植物たちが境遇に不満を持っているメッセージ…らしいです。何か鉢植えの場所を動かしていないか確認して、もし心当たりがあれば、とりあえず元の場所に戻してみます。
私は、この手の話は迷信だと思っているのですが、それでも何故か症状が和らいだような気がすることがあるのは不思議です。「病は気から」と言いますし、気分を切り替えるだけでもそれなりに効果があるのかも知れません。心配してもらっていると思えるだけでも、気が休まる面はあります。
今回は、さすがに地面に植えた苗木なのでそう簡単には動かせないんですが、地面が乾いているような気がしたので、水をやってみました。「そんな馬鹿な」と言いつつも、何故か同じペースに乗せられています(笑)。心なしか、腰が軽くなった気がします…まあ、気休めなのでしょうけど。
昔から、かなり重度の腰痛持ちではあります。最近では、昨年の秋からしばらく調子の悪い時期がありました。このときも、薪割りをした後にかなり強い違和感があったので、自宅の近所の整形外科を受診しました。ここには初めてお世話になりましたが、腰痛の理由を説明したら「薪割り?」と怪訝な顔をされてしまいました。「薪ストーブがあるので」と続けたら、「物好きだねぇ」と笑われてしまいました。そこで薪ストーブの良さを力説するのはやめておきましたが(笑)。
薪割りの後の腰痛ということで、やっぱり最初に疑うのがぎっくり腰。数年前にかなり酷いのをやってしまいましたしね。今回も同様の症状があるということで、一応診断名は「椎間板ヘルニア」(所謂ぎっくり腰ですね)と付けられました。
しかし、実際には神経への圧迫自体はそれほどでもなく、むしろ問題なのは腰の周りの筋肉が凝り固まって、可動域が狭くなっていることだ…と指摘されました。しばらくの間、週に1回のペースで整形外科に通い、腰回りのマッサージを中心とするリハビリを受けることになりました。ヘルニア症状は見られなくなったということで、2月にリハビリは終了しています。
リハビリが終わってから、先生の指示で続けていることがあります。それは、風呂上がりのラジオ体操。身体の可動域を広げるためには体操は確かに効果的で、しかも自宅でも簡単に取り組めるものです。「風呂上がり」も先生の指示。身体が温まって、動かしやすくなっているからだそうです。
2階のロフトにあるUSENで、5分おきに放送されているラジオ体操第1を使っています。さすがに2階でドタバタ飛び跳ねると階下に迷惑がかかってしまうので、跳躍の運動は自粛していますが、それ以外はかなり真剣に体操しています。実際にやってみると、思っていた以上に身体が動かせるのに気づきます。やっぱり、筋肉が凝り固まっているだけで、ほぐれればちゃんと動かせるということのようです。
現在の私の場合、朝の起き抜けのときが一番腰が痛くて、職場に向けて出発する頃にはずいぶん痛みは和らいでいる…というのが日常なんですが、これはまさに筋肉の硬直が原因である場合の典型的な症状なのだとか。ひと晩ベッドに横になって、身体の動きが少なくなると痛くなるんですね。
しかし、本来なら休息になるはずのベッドの上で痛みが進行するのでは辛い話です。寝方にも何らかの問題があるのは間違いなさそうで、いろいろ試してはみているんですが、未だ決定打がありません。高価なベッドを購入するのが一番効果が高そうなんですが、それこそ実現は非常に困難ですし…どうしたものやら(涙)。
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