Windows 10 Technical Previewに、新ビルドの登場を予感させるWindows Updateが適用された…という話題をご紹介してから10日少々経ちますが、今のところ、プレビュービルドのインストール方法を「高速」に設定している私の環境でも、まだ新ビルドの提供はありません。
しかし、それまで毎週のようにシステムのアップデートを繰り返していたWindows 10 Technical Previewが、例のアップデート以降はWindows Defenderの定義の更新のみと、実質的には沈黙を保っています。どうも、大規模なアップデートである新ビルドを準備中…ということは間違いなさそうです。
もしかすると、Microsoft社では、既に準備できている新ビルド公開のタイミングを計っているのでは?という気がしています。絶妙なタイミングがあるとすれば、それは今月9日。この日に予定されているApple社の発表会イベントの前後にぶつけるのは面白そうです。この席では、腕時計型デバイス「Apple Watch」の正式な発売発表があるとみられています。
もっとも、これはMicrosoft社側がApple Watchの話題性を上回るだけの材料を持っているかどうかにかかっています。Apple Watchと同じIoT(Internet of Things ; 「モノのインターネット」と訳されますが、ここでは超小型のネット接続デバイスを指します)分野の隠し球を持っていると理想的なんですが、1月にHoloLensという大物を披露してしまいましたし、現時点で独自の発表会等がセットされていないことも考えると、ここでのサプライズはちょっとなさそうです。あとは、OS自身の新機能ということになるんですが、これも破壊力では対抗できなさそうな気がしますし…やっぱり「Apple Watch潰し」説はちょっと根拠が弱すぎます。
まあ、私たちがいくら騒いだところで、新ビルドの公開は勝手にネットから通知が飛んでくるんですよね。日付は決め打ちせずに、のんびり待ちましょう。
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