昨年末の自宅の2年点検の際に、エコキュートのタンクが傾いていることが明らかになりました。とりあえず、応急処置として足を調整して真っ直ぐにしてはあったんですが、本格的に補修を行うのは、もっと暖かくなってからにしよう…ということになっていました。どうしてもエコキュートのタンクを外す必要があるので、数日間お湯が使えなくなってしまいますからね。
ずいぶん暖かくなってきたので、このたび鉄筋コンクリート製の土台を改めて打ち直し、本格的な補修を行いました。水平に作り直された土台の上に、エコキュートのタンクが元通りに据え付けられました。これでひと安心です。
擁壁の隙間から土が流出するのが気になっていた件についても、間にモルタルを詰めることでとりあえず対策していただきました。土の流出が傾きの原因では?と疑っていたわけですが、実際には盛り土の地盤の上に重量物が載せられて沈下した…という方が近いようです。それなら、今後傾きが悪化する心配はあまりないはずなんですが、いずれにしても土が流れ出すのはいい気分ではありません。これで、安心して砂利を敷くなどの外構工事も行えます。
今回の工事に当たり、当初予定していたとおりエコキュートのタンクは一度取り外され、我が家では都合4日間蛇口からお湯を出せなくなりました。不便になることは覚悟してはいましたが、実際にお湯が出なくなるとやっぱり困るモノです。
一番気になっていたのは、自宅で風呂には入れなくなること。期間中は、スーパー銭湯に出かけて、いつもとはちょっと雰囲気の違う豪華な風呂を楽しんだりもしたので、悪いことばかりでもなかったんですが、帰宅が遅くなったときなど、すぐに風呂には入れないどころか、シャワーも浴びられないのは辛いところではありました。
顔や手を洗うとき、食器を洗うときなどにお湯が出ないのは、代わりに水ですれば良いと思っていたんですが、改めてやってみるとまだまだ4月初旬の水道は冷たいものです。顔を洗うのは目がスッキリ覚めるのでこれはこれで良し!なんですが、食器洗いはキツいですね。今どきの食器洗い洗剤は冷たい水でも意外に汚れは落ちてくれるんですが。
盲点だったのが、食器洗い乾燥機にもお湯が配管されていたので、食器洗いの機能が使えなくなってしまったこと。だからこそ水で大量の食器洗いをしなくてはならなくなったわけです。これは使えるものだと踏んでいたので、落胆が大きかったですね。
振り返ってみると、蛇口を捻ると当たり前にお湯が出てくる環境って、やっぱりいいなぁ…とつくづく感じました。たまには不便な思いをしてみないと、便利さは実感できないものですね。まあ、そう何度も体験してみたくないものですが。
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