4月最初の週末は、雨が降ったり止んだりの天気になりました。この時期、結構雨が降る日が多いですよね。雨降りの日は、外での作業がやりにくくなるので、私にとっては嬉しくないんですが、一方で植物たちにとっては、生長するために必須である水を大量に供給してくれる「恵みの雨」でもあります。
気がつけば我が家にもいろいろな植物が同居していますが、一番雨との縁が深そうなのがアジサイですね。我が家には鉢植えが一つありますが、今年も少しずつ芽吹いてきました。
このアジサイは、私たちが新居に引っ越してきたのと同じ頃に我が家に仲間入りしたんですが、最初に我が家に宅配便で苗が届いたときには、全く葉が付いていない棒のような状態で、妻に思わず「何、それ?」と聞いてしまいました。毎年冬には葉を落として、我が家に来たときと同じような寒々しい姿になってしまいますが、春から次々に緑の葉を広げ、梅雨時には綺麗な白い花を咲かせます。今年も、きっと私たちを楽しませてくれることでしょう。
庭の芝生にも、この雨は恵みの雨だったようです。昨日から今日にかけて、目に見えて色合いが変わってきました。先週辺りから、隅の方で少しずつ緑色のモノが見えてはいましたが、ここに来て一気に全体が緑色になってきましたね。
地面に顔を近づけてみると、芝の緑色の葉がたくさん、真っ直ぐ天に向かって伸び始めているのがわかります。最初に芝生を張ったときには、芝生の色で春を実感できるようになるといいなぁ…と思っていましたが、とりあえず1年ひと回りはクリアできて、ホッとしています。
もちろん、これで終わりというわけでも、満足しているわけでもありません。きちんと手入れを続けて、何年でもずっと育てていきたいものです。
いくら恵みの雨とはいえ、水はあればあるほど良いわけではありません。適切な量も、十分な限度もあります。極端な話、多肉植物などの中にはほとんど水が要らないモノもありますからね。
先月植えたばかりのシマトネリコも、水を大量に受けて元気に伸びていますが、この週末の雨では周囲に水が溜まってしまいました。植えたときから、周囲の地面より根元の部分が少し低い状態になってしまい、水はけが悪そうなのが気にはなっていましたが、心配が現実になってしまった形です。
このままでは根が腐ってダメになってしまいかねません。雨の降る中、水路を切って水を逃がすと共に、苗木の周囲に少し土を盛り、ぐるりと壁にしてみました。これで、苗木の周囲に降った水は溜まることなく周囲を流れ、必要な分だけの水を吸い込んでくれるはずです。
恵みの雨を受けているのは、私たちが植えた植物ばかりではありません。我が家の敷地から伸びている全ての植物たちに、雨は同じように降り注ぎます。頭が痛いのは、雑草たちが一気に伸び始めること。しかも、ちゃんと伸びてほしい植物たちよりも、雑草の方がずっと成長が早かったりします。
最近、Facebookが1年前の同じ日のタイムラインへの投稿をピックアップして知らせるようになりましたが、1年前の2014年4月5日には、私は離れの東側の草取りをしていたようです。今年も、そろそろ草取りを始めなくてはなりません。今度こそは、草取りの後できちんと庭の工事をして、草の生える余地がないようにしたいんですが…正直なところカタをつけられる自信はありませんね(汗)。
コメントを残す