昨日の日曜日は、ちょっと庭いじりを頑張りすぎてしまったせいか、夜になってちょっと熱が出てしまい、記事どころではありませんでした。幸い、ひと晩でかなり復活し、今日はちゃんと仕事にも出ることができました。…まあ、どんな言い訳をしたところで、自分で宣言した期限に間に合わないのはカッコ悪いんですが。
4月も中旬にさしかかりました。まだ暖かい日と肌寒い日を行ったり来たりはしているものの、すっかり春本番ですね。庭の芝生の色も、少しずつ緑色が濃くなっていくのがよくわかります。他の植物たちも、次々に芽を出しています。特に、バラにはつぼみが数多く付いているのに気づきます。これからが楽しみですね。
一方で、庭いじりの観点からすると、意外にせわしない時期です。次の金曜日・17日には春の土用に入りますから、土を掘り返すような作業については、最低限でもこの週末に手を付けておかなくてはなりませんでした。着工さえすれば、土用の間も土いじりを継続することは可…とされていますからね。
現在計画中の我が家の庭づくりの中で、最も大量の土を動かすことになりそうなのが、離れ東側の花壇。これに手を付けることにしました。道路際の一番目立つ場所で、妻の店にとってもアピールポイントの一つになりそうです。道路側には道路と同じ高さで舗装を行い、そこから段差を付けた上の壁際に花壇を作ります。
まずは、地面の段差を造成することから始めなくてはなりません。低くする部分の土を掘り採って、高くする部分に盛り上げます。早くも雑草に覆い尽くされて、すっかり野生の王国と化していましたから、まずは雑草の根まで丸ごと掘り起こし、あとから草の根を取り除き、段差を造成する…という手順で進めました。
今までにも庭の花壇や玄関へのアプローチなど、土を決まった形に掘り返す作業はいろいろやってきましたが、今回の花壇は想定される横幅が約4メートル。これまでのように角材を当てるなどして直線や直角を測っていくのはかなり困難です。
そこで、工事現場などでよく見かける「水引糸」を初めて導入。5寸釘に縛り付けて地面に打ち込み、これに合わせて土を盛っていきました。蛍光イエローの糸が張り巡らされるだけで、突然プロの現場っぽくなるのが面白いですね。
斜面は45度の角度で真っ平らに成型し、20cmほどかさ上げしたところで水平に均しました。段差を付けることだけは決めていたものの、どのような形にするかは直前までずいぶん悩んだんですが、ブロックなどを積むのはやめました。車がすぐ近くに横付けされることを考えると、ブロックに当たって車が傷つくリスクは避けた方が良いでしょう。
今回の計画では、上下水道が通っている離れの北側まで同じように造成するつもりなんですが、その前に、部分的にちょっと次の工程に手を付けてみました。完成時のイメージをつかみたい気持ちはありましたし、何より作業が進んだ気がするのは嬉しいですからね。
斜面に芝生を張ってみました。斜面の長さが、ちょうど芝生のマットの短辺と同じ約30cmになるので、マットを切り取ることなく簡単に並べられます。これなら車が突っ込んでも傷にはなりません。費用もブロックを並べるよりはずいぶん安く済みますしね。
…といろいろ能書きは並べてみたものの、実は、隣の家で同じように斜面を芝生で覆っていたのを見て、真似しただけだったりします。既に芝生張り自体は実績があって、施工にも自信がありましたしね。今回は、斜面保護の意味合いが強いこともあり、目地は空けずにベタ張りにしています。
芝生は1束だけ買ってきたので、離れ東側の3分の2ほどを覆ったところで終了。いかにも中途半端なところで終わってしまいましたが、続きはまた来週末にでもできれば…と思っています。地の神様に「施工途中だから、土用に入っても虐めないでね」というアピールでもあったりするんですが(笑)。
もうひとつ、土用に入る前にどうしても片付けておきたい仕事がありました。先週水没の憂き目に遭ったシマトネリコの苗を一度掘り起こし、下に土を足してかさ上げして植え直しています。ちょうど先週水を避けるために盛った土の壁を、鉢の縁のようにして盛り上げておきました。これで、もう水没することはないでしょう。
最初に植えてからもうそろそろ1ヶ月になりますが、目に見えて大きくなりました。先端に小さな芽が数多く伸びているのもわかります。夏に向けて、一気に大きくなっていきそうですね。楽しみで仕方ありません。
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