Windows 10 Insider Previewが登場する直前あたりから、私のレッツノート・CF-RZ4には異変が発生していました。起動直後の、Panasonicロゴの下で白いドットたちが円を描いて回っている画面で、画面の中央あたりに、もやっとした白いモノが表示されるようになったんです。起動後でも、背景色を真っ黒にしてみると、同じように白くなる部分がありました。華やかな柄の壁紙を貼ってしまえば、判別はかなり困難になるんですが…。
写真に撮るとよくわからない状態になってしまうので、部屋を真っ暗にした状態で、改めて撮影してみました。よく見ると、もやのように見えるのは、赤や緑などの色が混じった、細かい点の集まりです。どうやら、画面表示の内容にかかわらず常時点灯している画素が、相当大量にあるようです。
かつては、液晶ディスプレイについては、常時点灯している画素や全く点灯しない画素が全体の一定割合以上あっても、不良品とはされない…と仕様に明記されていた時代がありましたが、最近はこのような記述はなくなっているようで、CF-RZ4の仕様書も同様です。いつからこのような状況だったのは定かではありませんが、いずれにしても、これだけ大量の画素に問題があるのは、さすがに正常とは言えません。
この状況に気づいて、改めて画面全体を見てみると、もうひとつ気になる点がありました。画面の右上端に、周囲よりも明らかに暗い、直径5~10mm程度の領域があります。
ここは、全画面表示のウィンドウを閉じるときにタッチする場所なので、何度もタッチしている間に問題が生じた可能性がありますが、こちらも実際のところいつからの現象なのかは明確ではありません。
これらの問題について、パナソニックに修理を依頼することにしました。パナソニックストアの購入履歴ページから、「修理」ボタンを押してWeb上で修理申し込みを行えるようになっています。
5月1日の出勤途中に、フォームから申し込みを行ったところ、同日の午前中に電話で連絡が入りました。フォームに記載しておいた詳細な症状をご確認いただいていたようで、「液晶パネルの不良と思われますので、交換することになるかと思います」と作業内容の説明をいただいて、最速となる翌日・5月2日の朝にモノを受け取りに来ていただくことになりました。CF-RZ4はお馴染みの日本通運・パソコンポの箱に放り込まれ、神戸に旅立ちました。
5日に私が妻の店のイベント手伝いから帰宅したところ、パソコンポの箱が届いていました。レッツノートクリニックなどのときと同じ、3泊4日での帰宅ということになります。最短ではなかったのかも知れませんが、ゴールデンウィークのど真ん中にお願いしてもこの対応の早さ…というのはありがたいですね。これで連休明けの仕事にも持っていくことができます。
電話でお知らせいただいたとおり、液晶パネルを交換していただいたようで、黒い背景はスッキリ真っ黒。完全復活です。3年保証の範囲内ということで、無償で交換していただけました。有償なら数万円単位の出費となりかねないところでしたが、ホッとしています。
今回修理に出すために、Windows 10 Insider Preview(Build 10074)のログオンパスワードを一時的に解除して送りました。Microsoftアカウントとの連動を解除し、ローカルアカウントを設定した訳なんですが、自宅に戻ってきてからMicrosoftアカウントと再度紐付けしようとしても、どうもうまく行きません。仕方がないので、ISOイメージからクリーンインストールすることにしました。
パナソニックさんには、電話の際にWindows 10のプレビュー版をインストールしてあることをお伝えして、「そのままでいいですよ」と言っていただけていたのですが、結果的には入れ直しの手間が掛かってしまいました。とはいえ、これはパナソニックさんではなくMicrosoft社の責任になる部分?…いや、プレビュー版ですから、基本的に不具合は自己責任でしたね。こればかりは仕方ありません。
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