5月の週末は、自宅で庭仕事をしていることが多かったんですが、今日はまる一日外に出かけていました。とはいえ、どこかに遊びに行ったわけでも、買い物に出かけたわけでもありません。この日開催された、「第31回佐鳴湖国際駅伝大会」に参加したんです。
佐鳴湖国際駅伝大会(以下「佐鳴湖駅伝」)は、浜松市西区の佐鳴湖(さなるこ)という湖の湖岸の遊歩道を会場にして行われました。14人のランナーが一人あたり3km(第1走者だけ3.195km)を走り、フルマラソンと同じ42.195kmをつないでいきます。
実は、この駅伝への出場が決まったのは2週間ほど前。高校の同級生の間で作っているFacebookのグループがあるんですが、ここで、佐鳴湖駅伝の出場者を募る書き込みがありました。高校のOB・OGの皆さんで作っているチームです。まだ14人集まっていなかったということで、私もちょうど毎日のように走り始めたところでしたし、何だか面白そうだな…と思い、妻に出場して良いか聞いてみました。
ところが、この日は娘の学校の運動会の予備日。前日の30日に予定通り運動会が開催されれば、31日はフリーだったので佐鳴湖駅伝への出場も問題なかったんですが、30日が雨なら31日は運動会に行かなくてはなりませんから、駅伝には出られません。仕方ないので、「30日の運動会が流れなければ出場します」と、なんとも中途半端なエントリー宣言をして、当日よりも前日の天気を気にしつつ、その日を待ちました。
結果的に、運動会は無事予定通りの30日に開催され、私は駅伝でも走れることになった…んですが、娘がこの週の途中から熱を出して学校を休んでしまい、運動会への出席は断念することに。なんとも複雑な心境でしたが、エントリーしたからにはちゃんと走りたいものです。幸い、妻も黙って送り出してくれました。
駅伝チームの連絡手段もFacebookグループ。とにかく、Facebookなしではあり得なかった、今回の駅伝出場でした。高校の同級生グループも、これがなければ一生連絡なんてしなかったかも知れない同級生と、楽しくメッセージが行き交います。SNSにも功罪いろいろあると思いますが、少なくとも今までになかった、失われかけた「つながり」を取り戻せるツールであることは確かです。
5月はほぼ毎日、3.5~5kmくらいを走っていましたから、佐鳴湖駅伝での3kmは、おそらく完走は大丈夫で、あとはタイムの問題かな?と、かなり強気な見通しを持っていました。当日の天気予報は曇り時々雨。気温はそれほど上がらず、場合によっては雨対策が必要になるかも…と考えていました。
ところが、当日会場に行ってみると、見事な晴天。強い日差しの中で、気温もどんどん上がります。そもそも、普段から私が走っているのは早朝か夜。こんな状況で走ったことはほとんどありません。
…と、そんな言い訳をしては絶対にダメなんですが、結果的には途中ですっかりバテてしまい、ゴール直後にはよれよれ。全然満足できない走りになってしまいました。まあ、それでも一応ちゃんとたすきはつながったので、最低限の責任は果たせた…ということにさせてください。
走った後は、昼食会もご一緒させてもらいました。初めてお話をする方がほとんどだったんですが、とても楽しい時間を過ごせました。同じ高校で3年間を過ごしたという共通点があるおかげでしょうか。予定が合えば、また次回もこうして走りに来たいな…と思いました。
Facebookの友達も何人か増えました。同級生・駅伝チームの両Facebookグループには、駅伝で撮った写真や動画が次々に載せられています。コメントもたくさん行き交っています。確かに、これは便利なツールですね。使い方次第で、リアル世界のお付き合いをウマく拡張してくれます。
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