先週末に購入してきたものの、残念ながら雨ざらしで積み上げられたまま週末を過ごしてしまった、6月分のレンガ50個。昨日・今日が6月最後の週末ということで、何とか手を着けておきたいところでした。
土曜日の朝に、6月分のレンガを敷き詰める予定にしていた、道路沿いの南端を少しだけ試しに掘り返してみました。数cm掘り進めば路盤材が出てくるはず…と思っていたんですが、意外に手応えがなくどんどん掘れてしまいます。
これが単に雨上がりで地盤が緩んでいるだけなら、掘りやすくて実に助かる話なんですが、7~8cm掘り下げても、出てくるのは地表面と同じような畑の黒土。これでは、直接砂とレンガを載せても、駐車場としての地盤支持力には不安が残ります。先週に念のために買っておいた路盤材は、早速活躍しそうな予感がしました。
土曜日の午後に、改めてレンガを敷き詰めるための下穴を掘り始めました。今回は、道路に沿って幅40cmほどのレンガ敷きを2mほど伸ばし、先日宿根草を植えた南端の擁壁沿いにも、1列分レンガを埋め込む計画でした。
必要な大きさの穴を掘り終えても、路盤材らしき角の立った石は全く出てきませんでした。路盤材が出てくれば、穴の深さは5cmほどあれば十分で、その上に3cmくらい砂を載せ、さらにレンガを載せれば側溝から1.5~2cmほど飛び出してちょうど良い…ともくろんでいましたが、これでは路盤材の層を別途作る必要があります。さらに2~3cmほど深く掘り込んでおきました。
日曜日は朝5時頃に起きました。いつもなら、早起きした日はランニングに出かけるところなんですが、今日は早速レンガ敷きの作業に励むことにしました。
前日に掘った穴の中に、まずは路盤材を敷きならし、その上に今度は砂を敷き詰めていきます。木の板を使って砂の層を平らに踏み固めておいてから、今度はレンガを並べていきます。
玄関のアプローチを作ったときには、レンガ敷きを水平に仕上げることにかなり神経を使ったんですが、今回はそもそも設計自体が水平面ではありません。しかも、レンガ自体も厚みが少しずつ違っているものの寄せ集めなので、厳密に平面に揃えようとすると、今度は砂の層の管理が面倒になります。とりあえず、南隅の部分でレンガの角度をイメージに合わせ、その後はベニヤ板を宛てがいながら、だいたい平らかな?と思うところに位置を合わせました。
レンガは厚みだけでなく縦横サイズも1個ずつ違いますから、ピッタリ並べていこうとすると、とんでもない方向に曲がっていったり、妙な隙間ができてしまったりします。実は、玄関アプローチのときにはピッタリ詰めた状態で並べようとして、穴の微調整をしたりしながら、かなり苦労したんですよね。
今回は、まずレンガの最大のサイズを見極めて、それよりもわずかに大きな10cm×20cmの枠の中にレンガを収めていく感覚で、互い違いにレンガを並べていきました。大きさの違いは、目地の幅の差で吸収される…というわけです。
最後に、インスタントモルタルを水を混ぜないまま目地に掃き込んで、上から散水すれば完成です。目地を埋めるのには、玄関アプローチのときのように砂を使ったり、あるいは「固まる土」を使う手もあるんですが、今回は上に自動車も乗る場所なので、強度確保のためにもしっかりモルタルを詰めることにしました。
モルタルは水を加えると化学反応で硬化するわけですが、所定の強度が得られるまでには数日間かかります。とりあえずはこのエリアは駐車禁止!ということにしていますが、妻の店の次の営業日になる7月3日(金)までには、クルマが乗っても大丈夫なくらいの状態になっているはずです。
ちょっと離れて家を眺めてみると、長さ2mほどだけなんですが、道路脇に作ったレンガ敷きは意外に目立ちます。こうやって目に見える結果が出てくると、やっぱり気持ちいいですね。
先週もご紹介したとおり、これから来年の春まで半年以上かけてレンガ敷きの舗装を広げていく計画です。何しろせっかちな私なので、どこかで何とか資金をひねり出して計画の前倒し!とか言い出しそうな気もしますが、今のところは、あえてのんびり、ちょっとずつ進めていこうと考えています。
コメントを残す