道路際の駐車場から花壇にかけての部分に、ひと月に50個ずつレンガを購入して敷き詰めていこう…という「ひと月に50個」作戦を決行中です。手始めとして、2週間前に6月分のレンガ50個を駐車場に敷き詰めました。
7月になりましたから、2度目の作戦行動を起こさなくてはならないんですが、今月はなかなか難しい月です。20日から夏の土用に入りますから、庭を掘り起こすレンガ敷きの作業は行えなくなります。一連のレンガ敷き作業はすべてつながっているから、土用でも工期中で問題はない…という考え方もできるかも知れませんが、さすがにそれはちょっと強引な気がします。
土用前で作業ができるのは次の週末まで。しかし、まだ梅雨明けしていない現状で、週末の天気がどうなるかは不透明です。そんな中で、この週末は土・日とも晴れの予報。来週末に晴れる確証は全くありませんし(台風も接近しつつありますし)、このチャンスは最大限に活用して、何としても今週末で今月分のレンガ敷きを完成させておきたいところでした。
土曜日は、いつものように早起きしてランニングに行ってきた後、軽くシャワーを浴びてから再び庭に出ました。まずは、今回のレンガ敷きの予定地の試掘です。
6月にいちばん南側を掘ったときには、まるで畑を掘っているような軟らかい土に困惑したわけですが、今回掘る部分は、礫が数多く混じっている上に、土自体もより堅く踏み固められています。掘り進めるのは非常に大変なんですが、これなら下に路盤材を敷かなくても大丈夫そう。となれば、掘り込む深さ自体は前回よりも浅くて済みます。
資材は、まずは前回に続いてレンガ50個。そして、路盤材は買わず20kgの砂3袋のみを購入しました。インスタントモルタルは、前回買ったものがまだ半分以上残っていますから、これを使えます。
日曜日は、明るくなり始める頃に起き出して、一気にレンガ敷きの作業を片付ける…はずだったんですが、目を覚ましたら朝6時。既に空は真っ青です。4時半と5時に目覚まし時計をセットしておいたはずなんですが、鳴った記憶も、止めた記憶もありません。とにかく、ガッカリの大寝坊です。
とはいえ、後悔している暇はありません。早速庭に繰り出します。まずは簡単にできそうなところから…ということで、南側の花壇の縁取りに並べるレンガ1列から始めました。
こちらは、下に砂を敷いたりはせずに、シンプルにレンガを埋め込んで並べていきますが、後から動いてしまわないように、目地にはモルタルを詰めています。今回も、前回に続いて10個を並べ、ほぼ当初の予定分を並べ終わりました。
続いて、試し掘りだけしてあった側溝沿いの部分を、必要な形に整えながら掘り込んでいきます。深さは約5cm。前回並べたレンガの傾きに沿って、固い地面を少しずつ削り取りながら、全体が平面になるように調整していきます。
1時間ほどの作業で、穴の形状はほぼ整いました。しかし、気温が上がってきたのでここでひとまず休憩。7時台なのに、とんでもない暑さです。まあ、この日は日中に来客の予定もあったので、レンガ敷きを作ってしまうと駐車場にクルマを入れにくい…という問題点もあったんですけどね。
現場付近が日陰になり始めた午後5時頃から、残りの作業を進めました。先日傾いてしまった分のレンガもひとまず取り除いて、砂の平面をしっかり整えてから、レンガを並べていきました。1時間少々で、モルタルの流し込みまで含めて作業はすべて完了。幅約40cm、長さ約4mのレンガの帯が側溝に沿って出来上がりました。
改めて家の全景を眺めてみると、先月からレンガ敷きの存在感がさらに増したように感じます。ちょっとずつ出来上がっていく…というのも、なかなか楽しいモノです。
7月分の作業を終えた時点で、先日もご紹介したパイプが埋まっている位置まで、あと30cmくらいのところまで来ました。せっかくなので、ついでにパイプの周りも掘り込んで、様子を確認してみよう…と思ったんですが、実際にやってみたところ、意外な事実が判明しました。
というのも、これまで私は道路標識が立っていた場所に残っている鉄のパイプだと思っていたんですが、実際に埋まっていたのは塩ビ管。普通の鉄工用ノコギリで、5分ほどで切断できてしまいました。これで、8月はレンガを敷くことに専念できます。
改めて2012年の我が家の建築中の現場写真(例えばこの記事とか)を確認してみると、道路標識が立っていたのは確かにこのあたりの場所ではあったんですが、側溝より東のアスファルト路面の側。つまり、このパイプはそもそも道路標識の残骸ではなかったわけです。考えてみると、道路標識はたいてい道路の側に立っていますよね。用地を買収した自治体が自分の土地に立てた方が、民間にお願いして立てさせてもらうよりはずいぶん楽なはずですから、当然の話です。
では、いったいこのパイプは何だったんでしょうか?別の看板か何かが立っていたのか、畑だった時代の農業用水施設だったのか…今となってはよくわかりませんが、ともかく、あっけなく片付いたのは実に助かりました。
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