コーヒーにはこだわりのある我が家ですが、愛用していたゴールドフィルターを、私の不注意で溶かしてしまってから、気がつけば1年以上が経っています。
当時は、最初に使っていたモノと同じ商品を購入したくて探し回りましたが、実店舗の店頭にはどこに行っても見当たらず、ネット通販でもどこを見ても売り切れ状態。これは生産終了になってしまったかな?と諦めていました。
その代わりに、ネット通販の各ショップ上で、とあるゴールドフィルターの製品を見かけることが増えました。しかし、実物は見たことがなかったので、我が家のコーヒーメーカーにちゃんと使えるのか判断できず、購入するのは見送ってきました。
数ヶ月前に、近所のショッピングモールに入っている雑貨屋の店頭で、偶然この商品が並んでいるのを発見。実物を確認することができました。これなら我が家でも使えるぞ!と思ったんですが、我が家にはまとめ買いしたペーパーフィルターの在庫がまだ100枚近く残っていました。ゴールドフィルターなんて買ってしまった日には、今更ペーパーフィルターを使おうなんて思わないでしょうから(苦笑)、在庫分を使い切るギリギリのタイミングを見計らって、ネット通販でポチッ!としました。
今回購入したのは、CORESのゴールドフィルター。CORESは、日本の大石アンドアソシエイツという商社の立ち上げているブランドです。製品自体はMADE IN CHINAではありますが、日本の企業が企画している商品ということで、今後消耗した際の(ゴールドフィルターは使い方で半永久的に持つはずですが)入手性についても安心感はあります。
製品には、アクリル製のスタンドが付属してきますが、これはディスプレイ用のものではありません。底面に円い穴が空いていて、これをポットなどの上に載せてドリップできるようになっています。逆に言うと、下に水などが垂れてしまうので、保管用の台としては難があります。
我が家で使っているサーモス製のコーヒーメーカーにも、まるで測ったようにピッタリ収まります。適合サイズとされている103サイズのペーパーフィルターよりは一回り小さい感じですが、お湯が落ちてくる場所にはちゃんと収まっているので、これで大丈夫です。
以前にゴールドフィルターをご紹介したときにも、コーヒーの味や香りが変わる…という話をしていますが、今回も、まさに別世界の味に切り替わるのを実感できました。同じ豆から淹れるコーヒーとは思えないほどの、新しい要素が加わります。
コーヒーをカップに注いで、水面をよく見ると、油らしきモノが浮いているのがわかるでしょうか?。この油が、ペーパーフィルターでは吸い取られてしまう味と香りの成分なのだそうです。
うんちくはともかく、ようやく「金で淹れる」生活に戻れたのは嬉しいですね。今度こそは、取扱いには十分に気をつけて、末永く使わせてもらいたいものです。
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