レッツノート・CF-RZ4に続いて、自作デスクトップPCでもOSを製品版のWindows 10にアップグレードしました。これに伴って、自作機上のHyper-V仮想マシン上にインストールしてあったWindows 10 Insider Previewはお役御免…という考え方もありましたが、私はそうしませんでした。
というのも、Insider Program自体は、Windows 10が一般向けにリリースされてからも継続されることが発表されていたから。引き続き、Insider Programへの参加者たちには、一般公開前の新ビルドが提供され、新機能を試してみることができます。従来のように、何年間も掛けて大規模なメジャーバージョンアップを構築していくのではなく、常に「Windows as a Service」として進化していこうとするWindows 10の開発においては、このスタイルは有効に機能するはずです。
当初から計画していたとおり、仮想マシン上のWindows 10はInsider Preview版としてそのまま使うことにしました。基本的に、新しもの好きなんですよね。
製品版のデビューを控えてから後は、Insider版の更新はしばらく行われていませんでしたが、先日、製品版公開以降初めてのInsider新ビルドであるBuild 10525の提供が始まりました。
画面右下隅に、再び「Insider Preview」の文字とビルド番号が表示されるようになりました。そして、今回のビルドでは、デスクトップ画面にひとつ目立った変更が行われています。現在アクティブなウィンドウのタイトルバーが着色されるようになったんです。
製品版のWindows 10では、アクティブなウィンドウは輪郭の細い線のみが着色されるようになっています。自分が現在操作しているウィンドウは自分で把握しているはずだから、あえて表示しなくてもよいのでは?という考え方もありますが、やっぱりわかりにくかったんですよね。そのあたりの声を聞いての改良点なのかも知れません。
ただ、Build 10525の仕様は、確かに見やすくはなったものの、実はWindows 8.1の頃に戻っただけとも言えるわけで、なぜこのタイミングで元に戻そうとしたのか、なんとも疑問です。まあ、ある意味、製品版も壮大な一般向けテスト…といえないこともないんですけどね。
コメントを残す