8月にスマートフォンをXperia Z4に乗り換えましたが、ストラップについては以前からのものをそのまま使っていました。先々代のSH-02Eの頃から使っている、丈夫な布製のストラップです。今使っているものは、一昨年買い換えた2本目で、使い始めてからもうすぐ2年になりますが、毎日のようにぶら下げていると、さすがにずいぶんくたびれてきます。
ストラップは個人の端末の識別や装飾のためだけのモノではなく、端末の落下防止のための重要な役割があると思っています。ただでさえ重量が増加しているのに、このままでは大事な役割を任せるのにはちょっと心許ない…というわけで、ストラップを新調することにしました。
同じストラップをまた購入してもよいのですが、せっかく独特な雰囲気を持つアルミ+カーボンのハイブリッドバンパーを取り付けたところですし、ストラップの方もちょっと雰囲気にこだわってみたいところです。
今回選んだのは、バンパーと同じDeff(でぃーふ)ブランドの、「Finger Ring Strap Aluminum+Carbon / Wood」です。Ringの名前どおり、従来のハンドストラップに付けられている布や革などでできたバンドの代わりに、アルミ製の外径30mmほどのリングが取り付けられています。この「指輪」に指を通して端末を持ち、落下を防ぐわけですね。
全8色の商品展開になっていますが、私が選んだのはブラックアルマイトのリングにカーボンのシートが貼られた「真っ黒」モデル。バンパーとのマッチングを考慮した選択です。根元からリングまでつながる部分はPET樹脂製の糸で編み上げられて筒状になっていますが、これがカーボンファイバーの織り目と近い雰囲気で、デザインに統一感が出ています。
私の場合、こんな風に人差し指や中指などを付け根まで通して持つのがいい感じです。「指輪で支える」安定感は十分で、これならランニングのときにもそのまま持って走れそうです。まあ、本当はスマートウォッチを手に巻いて走りたいんですが。
リングまでの間が樹脂製の太い編み上げホースでつながっている…という話をしましたが、中を通っているのは、普通のストラップや根付に使われているのと同じような糸になっています。ホースの部分を縮めて糸の部分を引っ張り出し、これをストラップホールに通していきます。私の場合、内側まで貫通しているバンパーのストラップホールに取り付けるのでまだ良いんですが、普通に端末にあるストラップホールに通そうとすると、ちょっと苦労しそうです。
リングの側は、ねじ山が切ってあり、比較的簡単に取り外すことができます。これが「すぐ外れる」と低評価の原因になっているクチコミも見かけますが、きちんと締めておけば、そう簡単に外れることはなさそうです。リングを外してからの方が、ストラップホールにも通しやすいので、親切な設計とも言えます。
リング側からホースを縮めてみると、中に通してある糸は、単にこちら側で縛って留めてあるだけということがわかります。これなら、この糸が切れたときでも、新しいモノに取り替えることができます。普通の糸ではなく、極細のワイヤーロープなどを使ってみても面白そうです。
通常価格は2,000円強という、ストラップにしてはかなりお高い商品にはなりますが、アルミリングのひんやりとした触感、適度な重量感、編み上げホースの強度など、モノとしての出来には満足できると思います。しかも、後々のメンテナンスも容易で、丸ごと買い直す必要がなさそうなのも嬉しいですね。
コメントを残す