先週末から春の土用に入ったので、地面を掘り返すような庭仕事はできません。こんなときに家で出来ることのひとつに、家具作りがありますが、この週末は、ちょっと久しぶりに丸ノコを回して木工作に励みました。
今回作ったのは、妻の店で使ってもらうための陳列棚。3年前に、妻に頼まれて作っているんですが、今回はそれよりも二回りくらい小さいサイズで作っています。幅約55cm、奥行きは約15cm。他の棚などに載せたときの収まりは、今回作った棚の方が良さそうです。
材料は、天板の板材と柱の角材…ということになるわけですが、天板は初代の折りたたみ陳列棚で使っていた棚板を利用。2代目を作ったときに、棚板は全く新しいハイブリッド構造にしたので、パネリング材をつないだ無垢の棚板はそのままお蔵入りしていたんですが、これを引っ張り出してきたわけです。
そして、柱の方はその2代目飾り棚を改良したときに使った角材の余り。脚の長さは「15cmくらい」とのオーダーだったので、ちょうど45cmずつ残っていた角材を3等分して使っています。
不要品や残り物だけで新しい価値のあるモノが生み出せてしまうのも、DIYの醍醐味のひとつですよね。ちなみに、脚を天板に留めるコーススレッドも、先日大人買いしてあったものを使ったので、今回は材料については全く買物をしませんでした。
2個以上重ねて陳列することを考えて、脚はギリギリの隅っこではなく、5mmほど内側に寄せて、長めのコーススレッド2本でがっちりと留めています。もしかすると、私ほど体重が重くない方なら、簡易な踏み台に使えるくらいの強度はあるかも知れませんが、オススメはしません。何しろ私が作ったものですし(汗)。
きちんと4本脚で立ってくれるように、加工精度には気をつけているんですが、それでも実際に床の上に置いてみると、微妙にガタガタしてしまうことがあります。そこで、脚には滑り止めのゴム足を貼り付けておきました。木の脚の角の1点でしか接地していないのならば、ゴム足の1点の方が数段ましです。
天板を所定の大きさに切り出すと、ちょうど2×2の4枚取ることが出来ます。試しにひとつ作ってみて、あまりにもすんなり出来上がってしまったので、調子に乗って一気に4個も作ってしまいました。
さすがに4個も使う場面はそうそうなさそうなんですが…せっかくなので、残りは売ってみましょうか?。棚板はあと3枚残っていますから、その気になればあと12個作れますしね(笑)。ただ、このままでは売り物にするだけのクオリティは到底確保できていないので、作るのは相当大変そうですが。
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