レッツノートの2016年秋冬モデルが発表されました。来週末の10月14日から発売されるのだそうです。
今回、RZ、SZ、LXの各シリーズはプラットフォーム世代が更新されて、7000番台のCore i/Core mプロセッサが搭載されるようになり、末尾の番号も「6」になりました。プラットフォーム更新のときには筐体デザインはそのまま…というのも、レッツノートの黄金ルールです。
一方で、MXだけはCF-MX5のまま据え置き。生産終了に向けてソフトランディングに入った…というところでしょうか。よりストイックにビジネス指向を極めたSZシリーズに、ユーザーが流れているのではないかな?と思っています。
今回、プラットフォーム刷新の他に特筆すべきポイントが、ワイヤレスWAN内蔵モデルのパワーアップ。LTEの通信速度が下り300Mbps・上り50Mbpsと強化されているのはもちろんなんですが、それ以上に大きいのはSIMロックフリーになったことです。国内のキャリア3社の所謂「プラチナバンド」は網羅しているので、auやソフトバンクのSIMを挿しても普通に使えるようになりました。
しかし、もったいないのは「国内専用です」とアナウンスされていること。相変わらず国内の格安SIMは実質的にほぼNTTドコモオンリーという現状を見ると、「国内専用のSIMロックフリー」には、将来的にはともかく現状では大した意味はありません。海外でも使えるところにこそSIMロックフリーの価値がある、と思っているんですが…。
SIMロックフリーであることは確かでしょうから、海外で売られている現地通信会社のプリペイドSIMなどを挿せば、バンドさえ合えばおそらく通信はできるのではないかと思います。それでもあえて「国内専用」と言うパナソニックは、世界を股にかけて飛び回るビジネスパーソンたちと共に、レッツノートを世界に羽ばたかせようとは思わないのでしょうか?。今どき、インターネットにつなげないパソコンになんて意味はありません。
パナソニックストアでは、従来どおり店頭販売モデルよりもパワフルなレッツノートを買えるわけですが、今回は「レッツノート20周年記念モデル」として、とんでもなくゴージャスなCF-SZ6が提供されます。
まず、カラーリングが全身ゴールド一色。CPUやメモリーはもちろんのこと、何とSSDが1TB+1TBの合計2TBも搭載されています。これ以上考えられないくらいのてんこ盛り仕様です。その代わり、お値段の方も相当てんこ盛り。何と449,280円からの提供となります。
200台限定と言うことですが、この価格でもきっと完売になるのでしょうね。買えるものなら私も欲しいとは思いますが、さすがに手が出ませんね。他にも欲しいものはいろいろありますし。というより、もう買うことを決めたり、買ってしまったりしたものもありますし…(汗)。
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