11月ももうすぐ終わり。振り返ってみると、先月中頃あたりから、ほとんどクルマとパソコンの話しかしていません。さすがに皆さん飽きてきた頃ではないかと思います…って、そもそも読者なんているのかどうかよくわからないんですが。
かく言うワタシも、まだまだネタは尽きないものの、書くのにちょっと疲れてきました。たまには別の話でもしましょう。
月に3回、土曜日の午後にドラムのレッスンに通っています。習い始めてから4年半ほどになりますが、どうも上達しているのを実感できません。人前で発表する場がない…というのもひとつの要因にはなっていると思うのですが、それよりも気にしているのは、自宅で練習ができないことです。
ここ数ヶ月、私にとっては右足の使い方が重要なテーマになっています。両手両足を別々に動かすドラムの中で、右足は最低音域を担うバスドラムを叩く役割を持っている(右利きの場合)わけですが、ここが安定しないことには、音楽全体がまとまりません。特に、16ビートが主流の今どきの音楽の中では、バスドラムの刻みも必然的に細かくなるわけで、正確なタイミングで叩くことが要求されます。
それなのに、私が演奏すると16分音符2個がひとつしか鳴らなかったり、とんでもなくタイミングがズレたり…と、目も当てられない状態。これでは、バンドのリズムを支えるなんてとても不可能です(涙)。
バスドラムは「右足で叩く」とはいえ、さすがに大太鼓を直接つま先で蹴って叩いているわけではありません。キックペダルという器械を介して行います。ペダルを踏むと、ベルトやチェーン等がカムを回転させ、これに接続されたビーターが大太鼓の膜を叩きます。
ペダルは、カムに繋がったチェーン等にぶら下がっているような状態になっているので、ペダルを蹴飛ばした後で足を離してしまうと、惰性でぶらぶらと揺れた状態になってしまいます。この直後にペダルを踏み込んでも、ビーターのヘッド位置が定まっていないので、正確に叩けなかったり、音が十分鳴らなかったりする…という事態が発生します。
足をペダルに付けたままで蹴っていければ、ビーターも止まり、こうした問題は起こらず正確に叩けます。最近は毎回レッスンでこれを意識しながら演奏していますが、なかなか覚えることが出来ず、四苦八苦しています。
こういうものは、反復練習あるのみ!で、月に3回のレッスンで蹴っているだけではとても足りません。とはいえ、さすがにこればかりはキックペダルがないと練習ができませんからね。なかなか次のステップに進めていない現状です。
もともと、いつかはドラムセットを買おうと貯金を続けていますが、いろいろと緊急の要件が発生したりして(それこそパソコンなんかはそうですが)、思うように貯まっていきません。自分の狙っているモデルを買うにはまだ全然足りていないんですが、さすがにもう待ったなし。なんとかして、ドラムセットを我が家にも!と思っているところです。
最近登場した電子ドラムで気になっているのが、ローランドのTD-1KPX-S。小さく折りたたんで部屋の片隅に片付けたり、ライブや練習のために持ち歩いたり出来るポータブル構造が売りの商品になっています。オプションとして、専用のキャリングバッグも用意されているそうですね。
しかし、私にとっては、スネアドラム及び3個のタムが全て叩きやすいメッシュヘッドになっていることと、キックペダルが単なるスイッチではなく、アコースティック用と同様のペダルでパッドを叩く構造になっているのがポイントです。これならアコースティックドラムの練習用にも良さそうですね。さすがにハイハットシンバルは機械的動作ではなくスイッチによる開閉の切り替えですが、ペダル自体はしっかりしたもののようです。
そして、それ以上に重要なのが、一式で10万円ほどという価格設定。今までの貯金の目標額よりは、ずいぶん安いものです。とはいえ、それでも簡単に買える価格ではありません。もうちょっと、頑張らなくては。
コメントを残す