先週日曜日・13日は、娘の誕生日でした。この日は、ドライブが大好きな娘を喜ばせたくて、妻と3人でクルマに乗って、新東名高速道路を一路東に向かいました。
東名御殿場インターで降りて、乙女峠から箱根に入りました。芦ノ湖の西岸を箱根スカイライン~芦ノ湖スカイラインと走り抜けて国道1号線へ。そこから元箱根に降りてきて、今度は東岸を進んで仙石原に抜け、再び乙女峠から御殿場へ…と、芦ノ湖をひとまわりしてきました。
富士山と芦ノ湖を共に望める西岸のスカイラインの景色は、ちょっと雲が多かったものの、さすがに絶景。結構寒かったんですが、家族にも楽しんでもらえたかな?と思います。
実際のところ、ドライブをいちばん楽しんでいたのは私だったかも知れません。この日は、新しい愛車・ステップワゴンスパーダの山岳道路での実力を確かめたいと思っていました。去年の現行ステップワゴンのデビューのときには、プレス向けの試乗会が箱根で開催されたんですよね。道路のアップダウンもカーブも多い、関東では有数の「クルマに優しくない」観光地です。
一番気になっていたのは、1,500ccクラスのダウンサイジングターボが、しっかりと巨大な車体を運んでくれるのかどうかでした。…もっとも、普段から排気量を大きく超えるパワーを体感していましたから、あまり心配もしていなかったんですが。
期待どおり、急な上り坂でもアクセスをベタ踏みする場面は全くなく、力強く峠の山道を登っていってくれました。ハンドリング自体も、この手のクルマとしては十分過ぎるくらいシャープ。気持ちよく走らせることが出来ました。
一方で、気になったのが下り坂での挙動。どうもエンジンブレーキの効きが今ひとつです。ステップワゴンスパーダには、CVTを擬似的に7速マニュアルとして操作できるパドルシフトが装備されていますから、積極的にエンジンブレーキを掛けにいく運転も出来るはずなんですが、期待するほど速度が落ちてくれません。フットブレーキを併用する場面が結構ありました。
そもそも、CVTではエンジンと車輪が機械的に直結していないわけで、エンジンブレーキの効きがマイルドなのは仕方ない部分もありますが、排気量の小ささも影響しているのかも知れないな…と思います。エンジンブレーキにはターボが効くわけではありませんから、小排気量ならエンジンブレーキの効きは弱くなりますよね。この点では、運転にちょっと注意が必要そうです。
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