このところ、ホンダ・インターナビの話題ばかりで恐縮なんですが、インターナビの最も通信カーナビらしいと思えるところは、実はクルマから降りたときだったりします。
車載のカーナビは、インターナビのサーバーと随時通信しています。ということは、ハードウェアとしての車載カーナビを使わなくても、サーバーとインターネット経由で繋ぎさえすれば、インターナビの提供するサービスはどこにいても利用できる…ということになるわけです。
基本的に、ホンダでインターナビ付きの新車を購入すると、「インターナビプレミアムクラブ」の会員として登録されています。登録された会員IDとパスワードを使うと、「Internavi LINC(インターナビリンク)」と名付けられたWebサイトにアクセスできるようになります。
Internavi LINCサイトでは、愛車に関する様々な情報を集中管理できるようになっています。カーナビが走行距離や燃料消費量などのクルマの履歴を常時モニタリングしていますから、あとは給油時のデータさえ入力すれば、燃費計算ができてしまいます。
また、残価設定型クレジットを使っていると、月々の走行距離がクルマの評価額に影響を与えますから、これのチェックにも役立ちますね。まあ、そこをあまり気にして車に乗るのを我慢してしまうのももったいない気がしますが。
インターナビリンクのもうひとつのポイントが、車載のカーナビと同じ地図データを使って、お出かけ前にあらかじめルート探索をしてみることが可能なこと。PCの大きな画面で地図を見ながらルートの条件を比較検討することが出来る上に、探索したルート情報をクルマに転送することも出来てしまいます。旅行前には結構楽しいですよね。
インターナビリンクには、PC用のWebサイトだけでなく、スマートフォンアプリも用意されています。
スマホアプリでも、Webサイトと同様に、走行履歴と燃費の管理をはじめ、様々な情報を確認できます。車載機にプッシュ送信されてくる様々なメッセージを、スマホから読むことも出来ます。
私がクルマに乗っていないときでも、スマホさえあればこうしたクルマの情報を確認できてしまいます。我が家でこの車を運転できるのは私と妻だけ。ということは、アプリを起動すれば妻がクルマで移動していることはわかってしまうわけで…まあ、現在位置がわかるわけではないので、実際には何をしているのかは全然わからないんですけどね。
平日は、近距離の移動が多いこともあり、なかなか燃費が稼げないのがよくわかります。数km程度の移動がほとんどなら、燃費面ではやっぱり電気を使うクルマが有利です。もちろん、その分価格が高いので、ライフサイクルを考えたときにどちらが有利なのかは熟考すべきですけどね。
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