1997年2月22日にSSK Worldをスタートさせてから、今日でちょうど20年が経ちました。誕生日の記念に…ということで、ちょっと一曲。
先日我が家にやって来たばかりの初音ミクに、「Happy Birthday To You」を英語で歌ってもらいました。日本やアメリカ等ではパブリックドメインの曲ですから、聴いていただいても問題ありませんよね(笑)。
初音ミクV4Xにバンドルされている英語版音声を使っているので、ちゃんと英語らしく歌ってくれます。付属のボーカルエディタ「Piapro Studio」に歌詞を打ち込んだ他は大して編集らしいこともしていないんですが、何を歌っているのかはハッキリわかります。技術の進歩ですよね。
あとはSONAR側でテンポを動かしたり、リバーブをかけたりして仕上げたわけですが、完成したということで、いざオーディオファイルをミックスダウンしようとしても、全然ファイルを書き出してくれません。2日間ほど、「何故だ?」と悪戦苦闘することになりました。
VOCALOIDが歌う旋律は、SONARのMIDIトラックではなく、歌詞と連動してPiapro Studio内のパラメーターとして保存される形になっているので、VOCALOIDだけのアカペラになると、SONAR側のMIDIトラックにも、オーディオトラックにも全くデータがない状態になり、これでは書き出す音がないよ!…という反応になるんですね。ダミーのMIDIトラックをひとつ起こしてデータを書き込み、何とかエクスポートできるようにしました。
…というのはともかくとして、20年というのは、私が改めて振り返るまでもなく、実に長い年月です。飽きもせず、よくもまあ続けてきたものです。とはいえ、実際には、毎週末にちょっと何か書いて更新するという流れを、ひたすら続けてきただけに過ぎません。一時期は必死にネタを探して書き続けていた感もありましたが、今は結構のんびりと更新が続けられています。良い意味で力が抜けてきたかも。
ここ何年かは、こうした節目が来る度に「またモノ作りを始めたい」という話を続けてきましたが、ようやく音楽については自宅の設備が戻ってきました。嬉しいのは間違いないんですが、一方で、これで逃げ道が完全に塞がれた…という話もあります。買っただけで何もしないのではもったいありません。
このところ、仕事やら薪割りやら忙しくて、なかなかこうしたもので遊ぶ時間が作れていません。しかも、ヘッドホンの密閉性が思っていた以上に高く、コレを始めてしまうと家族が呼んでも私の返事がない…という困った状態。みんな寝静まってからでないと、落ち着いた作業は難しいかも知れません。
自由時間は、出来るものではなくて作るものだと思っています。仕事に支障が生じることはない程度に、なんとかして時間をひねり出し、いろいろやってみたいですね。
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