日曜日・23日に、高遠城址公園(たかとおじょうしこうえん)まで行ってきました。城郭全体が桜の木で埋め尽くされた、まさに「天下第一の桜」と呼ばれるのにふさわしい名勝です。ここに植えられているコヒガンザクラは、ソメイヨシノよりはやや開花時期が遅く、例年この時期が見頃となります。
ここを訪れたのは、結婚する前に妻と一緒に来て以来、実に11年ぶり。今回は娘も連れて3人でやって来ました。公園内では「高遠さくら祭り」の開催中で、多くの出店が出ていたほか、ところどころで敷物を広げて、ゆっくりと花見を楽しんでいる方々を見かけました。最盛期の割には、身動きが取れないほどの人混み感はなく、私たちものんびり楽しめました。
この日は、私の一眼カメラ・α55に、先日購入した高倍率ズーム・SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO HSMを装着して高遠に乗り込みました。これ1本で広角28mm相当から超望遠375mm相当までカバーできる、旅のお供にはうってつけのレンズです。
今どき、スマートフォンでも結構キレイな写真が撮れてしまうんですが、やっぱり本格一眼カメラの画はひと味違います。何より、レンズの構成がしっかりしていますから、逆光でフレアが入り込んでも芸術作品っぽくなってくれたりします。
α55の画は、Xperia Z4と比べると桜の色がやや淡く写ります。Xperiaに限らず、スマホで撮る画像は色を鮮やか目に記録する傾向があるように感じますね。α55の方が自然な色合いのように感じて、私は好みです。
望遠によるクローズアップ撮影も、新しいレンズならではの魅力です。スマホのデジタルズームとは違い、画質が妙に落ちることがなく、光学望遠ならではの周辺のボケもいい感じです。
さらに、限界近くまで寄ってみました。花の中に隠れているクモまでくっきり写っていますね。
遠くには中央アルプスのまだ白い山々が見えました。遠景にピントを合わせているので、手前の桜にはボケが入っています。この日は基本的に露出やフォーカスはオートに任せていましたが、もう少し焦点距離と絞りでボケ具合を調整すれば良かったかも。
…というわけで、久々に写真にこだわる旅行ができたのは嬉しかったですね。やや重くはありますが、このレンズはこれからも何かと重宝しそうです。
今回は新東名から東海環状→中央道を経由して、ほぼ全行程を高速道路で移動しました。11年前のように秘境の山道を攻める度胸はない…というよりも、体力と集中力が持ちません。半自動でクルマが連れてってくれる高速道路の方がずっと楽です。
帰り道も、中央道を快調に走っていたんですが、途中で何かがフロントガラスに飛んできて当たり、バシッ!と重めの音を立てました。それはもうビックリしましたが、その場でクルマを止めるわけにも行かず、とりあえず近くのパーキングエリアに飛び込みました。
フロントガラスを見てみると、運転席の真っ正面やや上の当たりに、長さ1cmくらいのひび割れができています。中央道では結構路面の石が飛んでくることもある(実は往路でも何かが当たった音がしていました)ようですが、なんともアンラッキーです。
とりあえず、運転に支障があるほどのものではないので、さすがにHonda Total Careのサポートセンターを引っ張り出すほどでもないか…と思い、お世話になっているディーラーに連絡しました。今日のうちに自宅で状況を確認していただいた結果、どうやら補修か交換ということになりそうですが、特に交換となるとかなり高額ですし…保険を使うかどうかも含めて迷うところです。
とはいえ、放っておくとひび割れは広がりかねませんし、対応は明日には決めましょう。それにしても、アタマ痛いなぁ(涙)。
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