レッツノートの2017年夏モデルが発表されました。とは言っても、昨シーズンのCF-XZ6のような強烈な飛び道具があるわけでもなく、内容としてはCPUやストレージの強化程度の、至って地味な定期更新です。
パナソニックストアの直販モデルでも、その状況が大きく変わるわけではありませんが、今回「売り」になっているのは、各モデルでストレージの容量をある程度選択可能になったこと。外観だけでなく、内部の仕様についてもカスタマイズの選択肢が広がった…ということになります。
とはいえ、相変わらずそれ以外の部分はほぼ固定。特に、レギュラー仕様とプレミアムエディションとの落差が大きすぎるのは、私のように「ポイントを絞って強化することで総額を抑えたい」タイプの人種には厳しく、頭を抱えざるを得ません。とりあえず、現在のCF-RZ4から乗り換えるとしたら?とシミュレーションしてみても、最低限のところを満たすために他が不必要に底上げされてしまい、どう考えても予算オーバーです。
受注生産でやっているわけですから、もっと細かい要望を受けてもらえても良いのでは?という気がします。もっとも、CPUやRAMなどは基板に直付けでしょうから、個別に用意するのは面倒なのでしょうけどね。今回ストレージが選択できるようになったのは、汎用コネクタを介して差し替えるだけだからでしょう。
とはいえ、少しずつ歩みを進めていただいていることも理解できます。引き続き、改善されることを期待しましょう。
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