あの突然の緊急入院から、3ヶ月が過ぎました。幸いなことに、その後アブナイ症状で病院に運ばれることはなく、なんとか平常の生活ができています。今でも、以前と比べるとちょっと体力が落ちているかな?と感じることは結構ありますが、それ以外はまあまあ普通です。あまり身構えずに、遠くにも出かけられるようになってきました。
退院したときに、「2~3ヶ月の間は激しい運動も控えるように」との指示をいただいたわけですが、3ヶ月目も後半にさしかかった今月のアタマの経過観察で、先生に改めて運動について訊いてみました。先生からは、「運動することは糖尿病などのリスク要因の低減にも役立つから、少しずつやってみてもいいよ」との答えをいただきました。
以前からランニングを続けていることは先生に伝えてありました。先生によると、以前担当していた患者さんの中にはフルマラソンを走る人や、トライアスロンに出ていた人もいたとか。「もっとも、そんな激しい運動をしても良いのか、あるいはそこまでの激しい運動が必要なのかは、ワタシにはわかりませんが」と言う先生の顔は、明らかに笑っていました。世の中、変態ばかりです。…あ、もちろん、誉めてますよ。
お盆休みは地元の夏祭りに参加して、足腰は少々キツかったものの、そこそこ身体を動かすことができました。これなら走るのもイケそうかな?ということで、お盆休み明けからちょっと走ってみることにしました。
最初は身体が走ることをすっかり忘れているはずなので、まずはそのことを思い出させるべく、なるべくゆっくり走ろう…と思っていました。ところが、走り始めると意外なほどに身体が軽い感覚。どんどん走れてしまいます。気がつけば、以前走っていたときとさほど変わらないハイペースで走れてしまいました。
これはどういうことなのか?なんですが、実際に身体が軽くなっているのがいちばん大きいのではないかと思います。退院後、ずっと食事療法に取り組んでいるわけですが、現在は入院直前より約6kg体重を減らしています。1割近く減っているわけですから、軽さが実感できるのは当たり前です。
とはいえ、調子に乗って全速力で走ってしまうと、どこに問題が出てくるかわかりません。循環器系の問題はもちろんのこと、気をつけなくてはならないのは、足腰を痛めてしまうこと。健康のためにケガをしていては元も子もありません。
それでも、あんまりのんびりやっているのは性に合いません。とりあえず、10月初旬に行われる駅伝大会で、今回もエントリーしている同窓生の皆さんと3kmをちゃんと走れるように、じっくり身体を作っていきたいと思っています。
私が走れないでいる間にひとつ変わったことは、距離や時間、心拍数等が測れるスマートウォッチ・Moto 360 Sportで動作するアプリの対応。スマートウォッチ導入以前に使っていたRuntasticアプリで、Android Wearへの対応が強化されました。
いちばん大きいのは、Moto 360 Sportが内蔵する心拍計の情報を表示・記録できるようになったこと。同じく内蔵するGPSを使って走行経路が記録できるようになり、「親機」となるスマートフォンを携帯することは不要です。走っている間に表示する情報は、Runtasticが管理する多彩な情報の中から、3つを任意で選択できます。SNSへの投稿も、ログが親機に転送されてから行えば簡単。これなら、また積極的に使いたくなります。
もっとも、これはRuntasticアプリ自体の対応が強化されたというよりも、もっと根底の部分でパワーアップがあったことが重要なんですが…これについては改めてご紹介するべきだと考えています。しばしお待ちを。
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