妻が予約してあったiPhone 8 Plusを、受け取りに行ってきました。発売日の9月22日には店頭で受け取れる状態だったのですが、私たちと店の予定がどうしてもかみ合わなくて、10月になってからの受け取りとなってしまいました。
ゴールド・シルバー・スペースグレイの3色展開の中で、妻が選んだのはゴールドでした。彼女は、以前から欲しかったローズゴールドの設定がなくなってしまったのにガッカリしていましたが、実際にモノを見てみると、以前のゴールドよりもちょっとだけピンクに寄せた感じで、背面のガラス面もほんのりピンク色が付いたようにも見えます。
今まで妻が使っていたiPhone 6 Plusのゴールドとは明らかに違う色です。ローズゴールドを使っている既存ユーザーも、この色で取り込もうとしたのかも知れませんね。彼女もこの色合いは気に入ったようです。
今までのiPhoneの背面には、結構いろいろな認証マークが彫り込まれていて、せっかくのデザインをかなり乱していた気がしますが、今回は「iPhone」の文字とリンゴのマークだけになり、スッキリしました。各種認証マークは「設定」画面から表示させるようになったのだそうですね。
スマートフォンを購入した直後に済ませておきたいのが、画面を保護するフィルム類の貼り付けですね。今回も、あらかじめ手元にモノを用意してありました。
今回使ったのは、「Simplism iPhone8 Plus / iPhone7 Plus [FLEX 3D] ブルーライト低減 複合フレームガラス フィルム ホワイト」 。私のスマートフォン・NuAns NEO [Reloaded]を販売しているトリニティが、iPhone向けのアクセサリーのブランド「Simplism」で販売している製品です。液晶ディスプレイ部分は強化ガラス製なんですが、周囲の白い部分がPET(ペットボトルの材料として知られるプラスチック)製で、ガラス製フィルムに良くある「角割れ」が構造的に起こりません。
NEO Reloaded用の純正フィルムと同じように、「魔法のツールV3」が添付されているので、これをLightningコネクターに差し込んで説明書どおりに貼り付ければ、狙った場所にピタリと貼り付けることができます。
iPhone 8/8 Plusは、背面がガラス製になったものの、それ以外のデザイン面では、iPhone 7シリーズとほとんど変わっていないように見えます。重量こそ重くなったものの、縦・横・厚みのサイズは最大で0.2mm程度大きくなっているだけで、実際にそれまで「iPhone 7用」「iPhone 7 Plus用」として販売されていたアクセサリー類は、そのまま使えるものも結構多いようです。しかし、実はそう簡単にはいかない部分もあります。
そのうちのひとつが、今回貼り付けたような、画面以外の部分に色が付いているタイプの保護フィルム類。トリニティのブログでも紹介されていますが、iPhone 8/8 Plusでは、画面上部に配置されているセンサー類の位置が、iPhone 7シリーズからわずかに変更されているのだそうです。
センサー位置の移動量は1mmもないくらいなのですが、これが影響して穴を塞いでしまうと、正常に動作しなくなってしまうかも知れません。このフィルムの場合は、該当するセンサーの穴を微妙に長円形にして、7 Plusでも8 Plusでもセンサーを塞がずに使えるようにしてあります。もっとも、1mm以上貼り付け位置がずれてしまうことも結構よくある話のような気がしますが…なるほど、「魔法のツールV3」はこのあたりで生きてくるのか。
他にも、製品の動作に支障が出るほどではないモノの、気になる人には気になってしまう問題があります。妻がiPhone 8 Plus用に購入してあったフリップ型のケースには、背面にリンゴのマークが見えるように穴が空いているんですが、iPhone 8 Plusのリンゴマークはこの穴に収まらないんです。
この穴自体は、iPhone 7 Plusのリンゴの位置を基準に作られているようです。デザインにこだわる人も多そうなiPhoneユーザー向けのアクセサリーとして、これでは全然イケてない気がするんですが…事前情報を元に準備しても、実際に製品が巷に出てこないとわからないこともあるのでしょうね。
外観は変わっていないように見えても中身は別物…というのがiPhone 8シリーズの魅力だと思うんですが、実はデザイン的にも結構変わっているんですね。他にも、金属製のバンパーなどは、0.2mm単位の寸法差でも取り付け不能になる可能性もあります。アクセサリーを購入する際には、対応を丁寧に確認した方が良さそうです。
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