9月末に、レッツノートの2017年秋冬モデルが発表されています。とはいえ、今回は季節が変わったからリフレッシュしましょう…という程度のもので、ハードウェア的には新しい話はありません。私が話題にするのが遅れてしまったのも、このあたりが原因だと自覚しています(苦笑)。
個人的には、CF-RZ6以外に搭載されているUシリーズのIntel Coreプロセッサが、この8月に発表された第8世代の新型に切り替わるのがいつなのか?が気になっています。この新型の最大の特徴は、TDP(熱設計電力)15WのUシリーズでは初めて、CPUコアが4個に増やされたこと。様々な処理がバックグラウンドでも並列して走っていることが多いWindowsでは、コア数の増加は効果的だと思います。処理速度の向上というよりも、手際よくタスクが片付くことで省電力になるのを期待しますね。
ハード面でもう一つ気になっているのは、登場から3年が経つCF-RZxシリーズに、そろそろ大幅なモデルチェンジがあるのではないか?というところ。とはいえ、あのパッケージング自体は、今でも十分魅力的なものであると感じています。要望があるとすれば、CF-XZ6に搭載されている顔認証対応のフロントカメラの搭載くらいでしょうか。あとは、これもCF-XZ6に装備されているDisplayPort Alternate Mode対応のUSB Type-Cあたりがあると嬉しいですね。
パナソニック ストアで販売されているカスタマイズレッツノートについても、基本的には同様。ただし、購入時に選択できる要素は少しずつ広がってきています。天板やキーボードなどの見た目だけでなく、ストレージ容量やワイヤレスWANなども少しずつ組み合わせで選べるようになってきました。
今回は、カスタマイズレッツノート15周年ということで、外観も中身も超豪華版のCF-SZ6が用意されています。「レッツノート20周年」のときにもゴールド1色の特別なCF-SZ6が登場しましたが、今回の本体は黒。ただし、メタリックな光沢のある「フルスターブラック」という天板がセットされています。
もちろん、お値段の方も40万円台後半からというとんでもない設定で、私ごときには到底手が出せません。モバイルPCでも性能は高ければ高いほど良いと思ってはいますが、上を見ればキリがないわけで、自分で買うのならおサイフと相談しながらバランスの良いところを探りたいですね。
現在使っているCF-RZ4は購入からもうすぐ3年。レッツノートクリニックでリフレッシュはしてもらったわけですが、外装はそれなりにくたびれてきましたし、バッテリーの持ちについても、2本を交代させながら使い回してきたものの、以前よりは確実に動作時間が短くなってきました。
動作速度については、購入当初は満足していたものの、それでも年々「重い」ソフトウェアが増えてくるのは仕方ないところ。最近は動作の遅さを感じる場面が目立ってきました。今振り返ってみると、やっぱりメインメモリが4GBしかなかったのが辛かったのかな?と思います。ただでさえ余裕がないところに、ビデオメモリと共用なので、実際に使える量はさらに減りますからね。
液晶ディスプレイの中央やや下あたりには、以前に修理に出したときと同様の白い雲のようなものが出るようになってきています。特にタッチパネルを強く押したりしたわけでもないのに、どうも構造的にこの部分が圧迫に弱いのか、使っているうちに傷んでしまうようです。これが初期モデルだったCF-RZ4だけの問題なのか、現行のCF-RZ6でも改善せずに続いているのかは、確認しておく必要がありそうです。もし後者なら、それこそ抜本的なモデルチェンジを待つべきでしょう。
先立つものがない現状で、当面はCF-RZ4を引き続き使っていくしかないところ。SSDを大容量のものに換装したのも延命策の一環ではありますが、いずれは新しいものに買い換えなくてはならないときが来ます。そのタイミングがいつになるかはわかりませんが、そのときに「宝くじが…」とか言い出さなくてもすむように、ちゃんと貯金はしておかなくては。
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