この週末は、「ブラックフライデー」と銘打ってバーゲンセールを展開しているところがいくつかありますね。我が家では市内のイオンモールに出かけましたが、ものすごい混雑で、駐車場に入れるときも、出てくるときもひと苦労でした。
そもそも、これはアメリカの感謝祭(Thanksgiving Day ; 11月の第4木曜日)翌日である金曜日のことで、この日からクリスマス商戦が本格的に始まっていくのだそうです。…実際には、感謝祭関連の在庫一掃セールも兼ねていたりするわけですが。
で、なぜブラックなのか?なんですが、これは「小売店が黒字になるから」というのが通説になっています。ただ、Wikipediaによると、どうやらコレは後付けの話で、もともとは人出が増えることで警察が忙しく、「(気分が)真っ暗だ」というのが始まりだそうです。まあ、普通はなかなか「Black」に明るいイメージは直結しませんよね。
ブラックフライデーだから…というわけでもないのですが、今週はちょっとしたお買い物をしました。買いたかったものは、一眼カメラ・α55を収納するカメラバッグ。7年前に本体を買った直後に購入したバッグを、ずっと使い続けていました。
鮮やかなピンク色の、カメラバッグらしからぬデザインは気に入っていたんですが、さすがに7年も経つとくたびれてきます。内張りは既にボロボロ。ときどき、カメラを取り出すと剥がれた裏地の切れ端が貼り付いていたりして、さすがに何とかしなくては…と思っていました。
最近は、こうしたモノを買うときでもAmazonで探すことが増えました。実物を見ないで購入するのは、いまだにちょっと不安ではありますが、それでも説明文をじっくり読みながら、良さそうな商品を選ぶ…という流れには慣れてきました。
我が家に届いたのは、ひとまわり小さい新しい青色のバッグ。先代ほどではありませんが、それでも洒落た感じでカメラバッグ臭さは薄めのデザインがいい感じです。ショルダーストラップが着脱できて、裏側にはキャリーバッグのハンドル部分に通せるようなバンドも付いているので、旅行の荷物の一部としての持ち歩きにも便利です。
収納力の目安が「一眼レフ1台+交換レンズ1~2本」と書かれていたので、我が家の荷物にはちょうど良さそうだ…と思って選んだわけですが、実際にα55に標準レンズを取り付けた上で、高倍率ズームレンズと一緒に収納することができます。充電器やスペアバッテリー、各種接続ケーブルを入れる余裕もあります。
早速、このバッグを使ってカメラを連れ出しています。それにしても感心するのは、中身のα55の方には、7年の月日が経ってもほとんど劣化を感じないこと。バッテリーの持ちはちょっと短くなってきた気もしますが、撮れる写真はバッチリ綺麗です。
電子化された部分こそかなり多いわけですが、それでもフォーカルプレーンシャッターなどのデリケートな機械機構が付いた、一眼レフの文法で作られたカメラではあるわけで、普及価格帯とはいえども、手抜きのない設計で作られていたのでしょうね。最近はスリムでコンパクトなミラーレス一眼がすっかり一般的になってきましたが、もうしばらくはこのちょっと前世代的なデザインを纏ったカメラをお供に出かけようと思っています。
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