連休中に、デッキの西側に壁枠を取り付けました。先日ご紹介しているとおり、この壁の目的は、年中吹き荒れる強風を防ぐための防風壁。現時点では、下から90cmくらいまで腰壁が打ってあるだけで、全く風除けの用を成しません。この週末は、早速続きの作業に取りかかりました。
壁枠のみの状態で塗装がしてあった上から3分の2くらいの部分には、アクリル板をネジ止めしていきます。一部分を開けられる窓にすることも検討しましたが、構造が複雑になりますし、強風で壊れてしまっては意味がありませんから、単純にアクリル板で塞ぐだけにしています。
アクリル板は2畳分くらいの面積が必要で、普通に購入するとかなりの高額になってしまいますが、今回はロフトの手すりに取り付けてあったアクリル板を取り外して再利用しています。さすがに、もう娘が手すりの間をくぐり抜けて転落することは考えにくいですからね。
木材と比べると、アクリル板はデリケートな材料です。最初にセンターポンチで穴開け位置を決めて、アクリル板専用の特殊な形状のドリルで穴を空けます。木材の場合は、皿頭のコーススレッドをそのまま打ち込めばめり込んでくれますが、アクリル板では皿形の凹みを作っておかなくてはなりません。都合3回同じ場所にドライバードリルを当てることになります。
まずは下段部分のアクリル板を取り付けました。この状態では、高さ155cmくらいまでしか壁がありませんから、当然その上からは風が吹き込んできて、まだ防風壁の用を成しません。
再利用のアクリル板の割には意外に透明度は高く、外の景色が曇るようなことはありません。ただ、やっぱり汚れは気になるので拭いておきました。重曹クリーナーで酷い汚れを落とした後で、ガラス用のクリーナーで仕上げたらかなりキレイになりました。
その後、上段にもアクリル板を取り付けて、いちばん上の数センチ分以外は全て、壁で遮ることができました。
西側だけでなく、南側からも風は吹き込んできますから、さすがに無風というわけにはいきません。それでも、デッキのベンチに座ってみると、かなり風当たりは穏やかになったかな?と感じます。これなら、バーベキューパーティーも大丈夫そうです。
外側からアクリル板を見ると、空がキレイに映り込むのがカッコいいですね。結構存在感があります。
とりあえず、防風壁は無事完成の運びとなりました。他にも作りたいものはいくつかありますが、ぼちぼち行きましょう。それよりも外壁を塗装しなくては…ということもありますしね。
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