6月になりました。5月は公私共々にいろいろあって、忙しく動いているうちに終わってしまった感がありますが、月末が近くなって、ひとつ困った事態も起こっていました。
それは、現在スマートフォン・NuAns NEO [Reloaded]とレッツノート・CF-RZ4で通信に使っているBIGLOBEモバイルで、月間の高速データ通信量を使い切ってしまったこと。普段は自宅などで積極的にWi-Fiにつないでいることもあり、3GBあれば賄えてしまうのですが、5月は外出する機会が多く、前月から繰り越された分の容量を足しても間に合わなかったようです。
BIGLOBEモバイルの「重要事項説明」によると、高速データ通信量を使い切った場合でも、通信が行えなくなるわけではありませんが、「当月末までの通信速度は送受信最大200kbps になります」と記載されています。使い切る前は各デバイスの最大能力(NEO Reloadedは150Mbps、CF-RZ4は100Mbps)が利用可能なのですが、それが0.2Mbpsまで落ちてしまう…というのはかなりな落差です。もっとも、普段の実効速度はせいぜい数Mbpsのことも多いわけですが、それでも桁違いの速度差になります。
月末までは残り1週間ほど。昔は0.1Mbpsそこそこの速度でも普通に使っていたんだから、何とかなるさ…と楽観視していたんですが、すぐに自分の考えの甘さに気付くことになります。この「低速状態」、全く実用に耐えません。スマートフォン向けのちょっとしたWebページを開くだけでも、相当な時間を待たされることになります。アプリでもデータ通信を活用するものがほとんどですから、何かと「通信待ち」の場面が増えます。
そして、どうやら単に通信速度が落ちているだけではなく、リクエストしたデータが最初に帰ってくるまでの待ち時間も長くなっているようです。LINEの数文字のテキストメッセージですら、送受信に待ち時間が実感できます。そして、結果的にデータが返ってこずにタイムアウトとなってしまうことも多々あります。LTEが登場したときには、従来よりも低遅延であることも強みだったはずなのですが…そんなところまで低速にしなくても(涙)。
PC用の通信としても、もちろんこの速度はあまりにも遅すぎるのですが、意外にタイムアウトにはならずに粘ってくれて、待ちさえすれば何とか通信は可能です。とはいえ、OneDriveの同期のようなヘビーな通信にはとても耐えきれませんが…。今どきのWebサービスは、最低でも数Mbpsレベルの通信が使えることを前提に組み立てられているのでしょうね。
今回のことで、高速データ通信量を使い切るようでは使い物にならない!ということを実感しましたね。とりあえず、5月のうちに6月分の料金プランを「6ギガプラン」に切り替えておきました。
おそらくこれなら相当量の通信量が余るでしょうから、7月はまた3ギガプランに戻して、繰り越される容量でやりくりしようと思っています。もっとも、3ギガプランとの月額料金の差はたったの550円ですし、追加で公衆Wi-Fiスポットのライセンスも使えるようになりますから、6ギガプランのままで運用しても良いのかも知れませんね。
BIGLOBEモバイルでは、100MB分の高速データ通信を300円で追加できる「ボリュームチャージ」も提供されていますが、これはあまりにも割高です。とにかく高速データ通信量を使い切らないように、余裕を持って管理しておかなくてはなりません。
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