先日、無事液晶画面割れの修理が済んで私の手元に戻ってきたスマートフォン・NuAns NEO [Reloaded]。画面は新品のようにキレイになりました…って、画面まるごと交換したわけですから当たり前なんですが。
その新品そのものの状態を、できるだけ長い間維持したいのですが、昨年購入したときには、純正品の保護フィルムを貼り付けたものの、結局剥がしてしまい、他に保護する術も見つからず、仕方なくそのまま使っていました。その結果、ついに画面が割れてしまったわけですが、また同じ轍は踏みたくありません。何かしらの手段で画面は保護したいところです。
そんなことを考えていたところでしたが、最近はちょっと気になるモノが巷に出回り始めました。フィルムやガラスなどを貼り付けるのではなく、液体を塗ることで画面を保護する…という商品たちです。
それぞれにいろいろと説明書きはありますが、塗布した液体から揮発成分が蒸発した後、被膜を作ったり、化学的に結合したりして、画面を保護するのだそうです。そうは言うけどホントなの?と首を傾げてしまうところですが、YouTubeでスマホの画面をカッターで切りつけてみたり、上から鉄球を落としてみたりする動画を公開している会社もあり、単純に眉唾物とも言い切れないところがあります。何か塗って傷が付きやすくなったり、割れやすくなったりすることはあまり考えられませんから、試しに塗ってみよう!ということにしました。
例えば、Amazonで「画面保護 液体」を検索してみると、結構いろいろな商品がリストアップされてきます。スマートフォン1台分程度に塗れる量の液体を、ウェットティッシュのようなモノに染みこませたタイプの商品と、数回分が小さな瓶に入れられたタイプのモノがあるようです。そう頻繁に塗り直すものでもないでしょうから、前者のようなタイプの方が使い勝手が良さそうな気がします。
そんな中から、今回はSpigenが販売している「ナノリキッド」を選んでみました。お値段は2,000円弱。これでスマホ画面1回分ということで、PET製などの保護フィルムよりは高価なものの、高級なガラスフィルムよりはちょっと安いかな?というくらいのレベルです。
保護フィルムやガラス等と同じような形状のパッケージの中には、クリーニングクロスと2袋のアルミパックが入っています。最初に1番の袋に入っている洗浄剤で画面の汚れや油等を拭き取り、キレイになったところで2番の袋に入っているナノリキッドを塗り込んでいきます。10分ほど放置した後で、表面を拭き取れば出来上がりです。
見た目では、何か塗ってあることすらわからないくらいの仕上がりで、これで本当に効果があるのかどうか不思議になります。しかし、塗布から10日ほどが経ちましたが、見たところでは擦り傷らしいモノは全く付いていません。どうやら、全く効果がないということでもなさそうです。
これら液体ベースの保護コーティング類は、ガラス面でさえあれば形状は全く関係なく、それこそNEO Reloadedのような曲面があるガラスにも塗れてしまいます。せっかくなので、ついでにスマートウォッチ・Moto 360 Sportの盤面にも塗ってみました。こちらも、見た目では全然それとはわかりませんが、多少は効果があるといいなぁ、と思います。
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