大型の台風12号は、昨夜遅くに我が家の南海上を抜けていったようです。これまでも台風には何度も襲われているわけですが、今回は東側から西へ抜ける「逆走台風」ということで、「過去の経験が通用しない」と報道されたりもして、どうなることか心配していました。
結果的には、我が家の近辺では河川が氾濫して浸水したり、土砂崩れで住家が崩壊したり…というような大惨事には見舞われずに済み、ホッとしているところです。浜松市内では停電もかなりあったようですが、幸い今の家に引っ越してからは長時間の停電に襲われたことはありません。ありがたいことです。ともかく、デッキの防風壁が崩壊しなかったのがいちばんの収穫ですね。
とはいえ、一時は我が家も台風の暴風雨域に入り、大雨・暴風の警報が出ていたわけで、全く無事に済むわけがありません。いちばんの被害を受けるのは、庭に植えられている木々だったりします。避難させるわけにも行きませんからね。
いちばん心配していたのは、先日剪定したものの、上の方の枝が伸びてきて不安定な樹形になってしまっていたミモザアカシア。夜が明けて外に出てみると、支柱が少し曲がってはいたものの、枝が折れたりすることは全くなく、無事元気でした。
もちろん、支柱は元どおり真っ直ぐに立て直しておきました。ひとつ嬉しかったのが、支柱を立て直すために一度完全にミモザアカシアの幹から外したんですが、先端が地面に付くまで倒れ込まなかったこと。少しずつですが、幹が太くなっています。
外庭の花壇のオリーブは、根本から倒れてしまいました。とはいえ、根が非常に浅い木で、根元から折れてしまったわけではありません。真っ直ぐに起こした上で、支柱をしっかりと立て直しておきました。復活を祈りましょう。
この春に植えたユーカリの中にも、オリーブと同じように根本から倒れてしまったものがありました。こちらも同様にまだ根が非常に浅いですから、起こしてやればまだまだ大丈夫ではないかと思います。
とはいえ、まだまだようやく自立できるかどうか…という太さです。支柱を立ててやることにしました。支柱は一番高く伸びている株に沿わせて立て、残りの株は切ることにしました。これで、幹が太くなってくれることを期待しています。
いちばん厄介だったのはエルダーフラワー。こちらも、何本か支柱を立てた上で、相互に広がってしまわないように間を短い支柱でつないであったんですが、見事に傾いて、支柱同士が絡まり合ってしまいました。
支柱を立て直さなくては…と思い、とりあえず全て外したんですが、ビックリしたのは、支柱を外してもほぼ樹形が変わらなかったこと。気がつけば、根元の部分はかなり太くなっています。だんだん自立できる強さを身につけてきたようです。
とはいえ、よく見ると、横に長く伸びた枝の中には折れているものもありました。折れたものは仕方がないので短く切り落とし、樹形もあまり頭でっかちになりすぎないようにバランスを取りつつ、支柱を立て直しました。
もう少し剪定には思い切りの良さが必要な気がしないこともありませんが、これで様子を見ましょう。これから秋にかけて、まだ台風が近づくこともあるでしょうし、そこで自然の淘汰に任せる…というのもアリなのかも知れません。
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