12月も半ばを過ぎました。巷の皆様の中には、冬のボーナスを手にされた方も多いのではないかと思います。幸い、我が家にもそれなりにこの冬のボーナスは入ってきました。とりあえず、いただけてホッとしているところです。
毎年この時期になると、「2018年冬のお買い物」なんてタグを作って、何かを買った話でお茶を濁しがちなSSK Worldではあるわけですが、残念ながら(?)今年も例外ではありません。
Amazon.co.jpは、この時期に「サイバーマンデー」なる冬のボーナスセールを開催します。例年Office 365 Soloの1年間利用権が割引になるので、私はこの機会を狙って契約更新することにしています。それに加えて、気になったものを何か買ってみる…というのがパターンでしょうか。
今回は、スマートスピーカーのecho dot(最新型の第3世代)が、半額近い3,240円で提供されていました。しかも、「2個購入すればさらに1,000円引き」ということで、1個あたりにすると2,740円相当。かなりの大盤振る舞いです。以前から気になっていたアイテムではあったので、思い切って2個買ってしまうことにしました。…おカネがあるときはこれが怖い(汗)。
echo dotの小さな青い箱の中には、本体の他にACアダプター、簡単な説明書きが入っているだけ。実にシンプルな構成です。ACアダプターを接続してしばらく待つと、echo dotが自分で喋り出して、セットアップの手順を案内してくれます。
最初にスマートフォン等への「Alexa」アプリのダウンロードを求められ、あとはアプリ画面を併用しながらの案内になります。パソコンのブラウザー上からのセットアップも可能です。Wi-Fiへの接続はどうするのだろう?と思ったのですが、Alexaアプリからecho dotに一旦アドホックモードで接続し、スマートフォン側が持っているWi-Fi設定を転送してからecho dotをアクセスポイントに接続する…という形のようです。これなら、echo dot本体を直接触る操作は要りませんよね。
2個のうちひとつは、LDKの対面型キッチンのカウンターの上に。ここなら、AmazonのCMでやっているような料理中の利用もスムーズに行けそうです。
もうひとつは、2階の寝室のサイドテーブルに。隣に並んだQiのワイヤレス充電台(妻のiPhone 8 Plus用です)とお揃いの感じで、思っていた以上にさりげなく、インテリアとして溶け込んでいます。
echo dotに何かさせたいとき、私たちはまず「アレクサ」と呼びかけることになります。アレクサ(Alexa)というのは、セットアップのときにも使う、echoシリーズをコントロールするアプリの名前でもあるわけですが、そもそもはechoシリーズの核となるシステムに付けられた名前です。Alexaアプリからは、複数のechoデバイスをグループ化して制御することもできるので、「echoの頭脳」というよりは、echoを窓口にしてクラウド上のどこかにいるサービス…という感覚の方が近いのだと思います。
セットアップ直後の状態でも、アレクサは、私たちの指示に応えて天気やニュースなどの情報を提供したり、音楽を流したり、タイマーやアラームをセットしたり、様々な質問にWikipediaなどの情報を使って答えたり…と、結構いろいろなことができます。「アレクサ、おはよう」に対してその日に関する豆知識を披露したり、「アレクサ、占いできる?」と聞いたらタロットカードを1枚引いたり…といった芸も仕込まれています。
入力が音声認識のみということで、正直なところまともに反応するとは思っていなかったのですが、特別ゆっくり喋ったりしなくても、echo dotから離れたところで話しても、普通に話しかけるだけでこちらからの声かけの意図はつかんで反応します。演奏中の曲の情報を知りたいときには、「アレクサ、この曲について教えて」でも、「アレクサ、この曲なんだったっけ?」でもちゃんと答えが返ってきます。思っていたよりも融通が利くようです。
ただ、用意されている機能に関連する以外の呼びかけに対しては、結構潔く「ゴメンナサイ、わかりませんでした」と返してくるようです。中途半端な対応をされてしまうよりは良いのでしょうけれど、ツボにはまったときの対応との落差が大きく、ちょっとガッカリしてしまったりします。
アレクサには、対応できる仕事を増やすための機能もちゃんと用意されているわけですが…これについてはまた改めてご紹介することになるかと思います。
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