私の新しいレッツノート・CF-SV8は、注文したときの予定どおり金曜日・2月8日にパナソニックの神戸工場から出荷され、翌9日には我が家に届きました。この日の私はまる一日出掛けなくてはならず、店の営業中の妻に受け取ってもらい、夕方に帰宅したときにちょっと箱を開けてみて、そのまま夜は飲み会に出掛ける…という、なかなかのハードスケジュールとなりました。
製品の外箱がピッタリと収まるサイズの箱に入った状態で届けられる…というのは、それこそ最初のカスタマイズレッツノートの頃から全く同じ。ただ、以前は味も素っ気もない茶色の箱だったのが、今回はレッツノートの天板のボンネット構造をイメージした、2本の太いラインとロゴがあしらわれた箱に変わっています。ちょっとしたことなのですが、嬉しくなります。
大きさの割には軽い箱であることも相変わらずなのですが、さすがにCF-RZ4のときと比べると、それなりに重さは感じます。コレはもう完全に比べる相手が極端すぎるだけなのですが。
箱を開けてみると、中にはCF-SV8の本体の他、バッテリー、ACアダプター、マニュアル類が入っています。まあ、このあたりも以前から一緒。妙な広告もあまり入っていないのは好印象です。
お試し版のNANO SIMが最初から本体のスロットに差し込まれた状態で出荷されています。パナソニック自身が提供するMVNOサービス・Wonderlinkで、出荷から30日間、最大1GBが利用可能なSIMとなっています。SIM自体にはIIJのロゴが入っています。IIJが発行するフルMVNOタイプのSIMですね。とりあえず今月いっぱいはコレを使わせていただきましょう。
レッツノートが我が家に届くと、やってみなくてはならないのが重量測定。今回注文したLTE内蔵・ブルーレイドライブ内蔵のCF-SV8だと、公称値は1,059gとなっているわけですが、実測値は1,049gでした。10gほど軽く仕上がっています。ちょっと儲かった気がするのは、多分に気のせいですね。
同梱のACアダプターは、接続ケーブル込みで316g。カタログ値の合計・320gよりわずかに軽いものの、誤差の範囲内ではあります。同様の構成で239gだったCF-RZ4用のACアダプターよりも77g重いことになり、本体と合計すると約350gの増となります。
並べてみると、箱の大きさ自体もかなり違うことがわかります。やっぱり、USB PDの活用でお出かけ用の軽量ACアダプターを探したいところです。
明けて10日の朝から、セットアップを始めました。電源を入れてしばらく待っていると、とつぜんCF-SV8が…というよりWindows 10のパーソナルアシスタント・コルタナさんが喋り始めます。結構な大音量なのでビックリします。
単純な「はい」「いいえ」選択程度なら音声認識でも受け付けてくれるようになっています。もっとも、キーボードで文字を入力しないことには始まらない設定項目もあるので、基本的にはコルタナさんにはお待ちいただき、自分のキーボードで入力してしまった方が作業は早そうですね。
この最初のセットアップ段階でMicrosoftアカウントでのログインをオススメされますが、私としては、添付の説明書の手順と同様に、最初は英数字のみの簡単な名前でローカルアカウントを作っておくことを勧めます。ユーザーファイルのフォルダが基本的にこのアカウントに紐付けられた名前から作られるので、変に漢字名のフォルダーが作られたりすると、使えなくなるアプリが出てくる危険性があります。
セットアップが終わると、まずはリカバリーディスクを作ります。DVD-Rなら4枚のディスクが必要になりますが、BD-Rなら1枚で済む…ということで、近所の家電量販店にBD-Rディスクを買いに行きました。最近、光ディスクはほとんど使わないので、家に買い置きもないんですよね。
DVDやBDの書き込み可能ディスクについては、テレビ番組の録画用の製品には著作権利用料に相当する額が上乗せされているはず(これについては認識に誤りがありました。デジタルテレビ放送完全移行後は上乗せされていないのだそうです)なのですが、最近はデータ用の用途自体にあまり需要がなく、録画用ディスクの方が品揃えが多様でお値段も安い…という事態が結構起きています。私も録画用を買ってきました。まあ、つぶしは利きますから良いのですが。
あとは、クラウド経由でいろいろなアプリをセットアップしていくことになります。利用環境の構築も、以前と比べればずいぶん楽になりましたね。今回の記事を書くのにも、早速CF-SV8を使っています。「習うより慣れろ」ということですね。
早速、いろいろ比べたり試したりもしているところなのですが…続きは回を改めて、ということにしましょう。
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