水曜日・3月6日に、トリニティからNuAnsブランドの新製品として、同社のスマートフォン・NuAns NEOシリーズ用の新しいTWOTONEボトムカバーが発表されました。黒いカバーにはミッキーマウスが、白いカバーにはミニーマウスが描かれています。もちろん、ディズニーからきちんとお墨付きをもらったライセンス商品となります。
この発表があった1週間ほど前から、トリニティのWebサイト上では、ちょっと気になる画像が公開されていました。ジグソーパズルのピースが毎日ひとつずつ埋められていくような形で、新製品の登場を予告するモノになっていました。いわゆるティザー広告(覆面広告)ですね。
4日目に、NuAns NEOシリーズにTWOTONEトップカバーを取り付けたらしき姿が見えたところで、俄然色めきだったのは私だけではなかったはずです。NuAns NEO [Reloaded]が発表されたのは一昨年の2月。かなりの衝撃を持って迎えたあの日から2年少々が経ちました。そろそろ新型のCOREが投入されても不思議ではありません。
巷では、私自身のツイートの他にも、NEOシリーズの3代目となる新スマートフォンCOREを期待するコメントがいくつか飛び交っていました。残念ながらそれは今回は実現しなかったわけですが、今回のディズニーとのコラボが出てきたことは、今後の展開に少なからぬ期待を持たせる出来事にはなったと思います。
NuAns NEO [Reloaded]が発売されてから、1年9ヶ月ほどが経ちました。間もなく2周年…となるわけですが、これは手放しで歓迎できる出来事とも言い切れません。Android端末のソフトウェアサポートを考慮した製品ライフサイクルは、実質的に2年と言っても良いのが現状で、そろそろReloadedはお疲れさま…ということになるのではないかと思います。
一方で、Windows 10 Mobileを搭載した初代NEOとReloadedとの間で、TWOTONEとFLIPのカバーを共通化したことで、シリーズとしてのライフサイクルを延ばしてきたことがNEOの存在価値と言っても過言ではありません。ソフトウェアサポートが続けられなくなるであろうReloadedを使い続けるというやり方もあるのでしょうけれど、少なくとも私は不安です。
次はどうなるのだろうか、そろそろ新しいCOREが出てくるのではないか…と思っていたところに出てきたのが新しいカバー。せっかく投入した新しいカバーの寿命がたった3ヶ月というのでは、商売として美味しいかどうかはともかく、ユーザーとしてはとても納得できないでしょう。
ほっしぃ社長を始めとしたトリニティの皆さんも、ネットからの数々の意見を受け止め続ける中で、私のような反応があることは当然想定していると思います。 この時期になっての新商品投入は、今年の夏あたりまでには何らかの次世代COREが提供される旨のメッセージだと思っています。…期待しすぎのような気も、ちょっとしているわけですが。
もし夏頃に新しいCOREが出てくるとしたら、どんなものになるのか?と、いろいろ妄想してみるところです。とはいえ、何しろReloadedの次なんですから、当然次に来るのは[Revolutions]だろう…と思っているのは、私だけではないはずです。
Reloaded登場1周年の頃に、ほっしぃ社長はブログの中で新機種については白紙である…という話を書いています。[Revolutions]の名に値するだけの進化が実現できるのか?というところが、彼の気にしていたポイントのようで、そこは正に私も気になっているところです。
「着せ替えスマホ」のエコシステムを回し続けるためには、[Revolutions]でも同じカバーが使えるような筐体設計であることは必須の条件でしょう。一見見分けが付かないくらい…というのが理想です。その中で、どんなものを盛り込めるのか?というのがポイントになるのでしょう。
筐体のサイズとしては、18:9くらいで6型近いノッチ入り縦長有機EL画面は載せられそうですよね。これだけでも結構画期的です。しかし、これでは指紋認証のセンサーは現在の位置には載せられなくなるので、代わりに何らかの生体認証がほしいところです。顔認証を導入する手はもちろんありますが、画面内での指紋認証なんていうテクノロジーもあります。
一方で、トップカバーに空いている穴の大きさを考慮すると、最近流行の背面に大量にカメラを並べた筐体はちょっと難しくなります。もっとも、単眼のカメラでもAIのアシストなどで相当美しい写真を撮ることができるようですから、必須のものではないと思うんですけどね。あるいは、TWOTONEのトップカバーとFLIPについては新型に切り替えるという手もあります。件のディズニーコラボ商品はボトムカバーだけですからね。
もちろん、今年中には何らかの一般向けサービス開始が予想される5Gでの通信が可能だったりしたら、間違いなく[Revolutions]級の進化なのですが、さすがにそれはないでしょう。ともかく、妄想しながら少し待ってみようと思います。とはいえ、Reloadedで得たノウハウを元に問題点を改善した上で、Android 9を搭載して、さらにはUSB PDやQiでの充電などの今どきの仕様も採り入れた[Reloaded 2]が登場するだけでも、個人的には十分乗り換えを検討する価値があると思っていますが。
あとは、実際に端末を作るのがどのメーカーになるのもちょっと気になるところ。Reloadedではサポート面でメーカーとのやりとりにちょっと苦労していたように見受けられますからね。個人的には、ここはSHARPあたりが一肌脱いでくれると面白いのになぁ…と思ったりもします。今私が思い描いているようなものなら、作れる技術も、売っている実績もありますしね。
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