土曜日は、薪割り会に行ってきました。今年で4シーズン目になる集まりで、そもそもはBESSの家のオーナーで薪ストーブを導入している人たちで作られたものです、年に数回、丸太からみんなで薪を作って、それぞれの家に持ち帰ります。
午前中は、私も含めてチェーンソーを持っているメンバーが丸太をタンコロに刻みつつ、他のメンバーが並行して動力式の薪割り機と斧で薪に刻んでいきました。予定していた分を刻み終わったら、今度はチェーンソーを斧に持ち替えて、全員でどんどん割っていきます。薪の巨大な山が出来上がりました。
今回は、現在新居を建築中…という初参加のご夫妻がいらっしゃいました。こんな形で少しずつメンバーが増えていくわけですが、何しろ共通のスタート地点が十二分にディープですから、初対面でも話はかなり弾み、楽しい時間を過ごせます。
今回収穫だったのは、チェーンソーの目立て用のスタンドを自作されていた方から、コレをちょっと貸していただいたこと。ガイドバーがしっかり固定され、力を掛けやすいので、目立てが格段にスムーズに進みます。市販されている資材だけで簡単に作れそうなので、自分でも用意してみようかな?と思っています。
乗用車で出掛けている私は、トラックの皆さんのようにたくさんの薪を積んで帰れません。皆さんの好意に甘えて、現場に割り終わった薪を少し残しておいてもらい、翌日の今朝にもう一回出掛けて、持ち帰ってきました。
お陰様で、大量の薪が手に入ったわけですが、問題になってくるのがその置き場。今年も薪ストーブのシーズンはほぼ終了となりましたが、シーズン途中でのアクシデントもあり、薪小屋にはまだかなりの薪が残っていました。空いていた場所には詰め込んだものの、まだ大量に残ったので、とりあえず芝生の南側に積み上げてあります。
もう5年くらい前から、この場所に薪小屋を建てる構想があったのですが、いまだに実行には移されていません。こうして直に積み上げるのでは、両端が垂直に積み上げられないこともあり、空間効率に難があります。やはり、ここには薪小屋を作るしかありません。何度も言い続けていますが、さすがに待ったなしです。
薪小屋といえば、最初に作った「1号館」は、ここに引っ越してきた最初の春に建てたもので、もうすぐ満6年になりますが、最近劣化が目立つようになってきました。といっても、これには私の管理に大いに責任があったりします。
1号館は、敷き砂利を入れるよりも前に建てたものになりますが、砂利を入れるときに基礎のブロックを砂利の上に置き直すことはしませんでした。このため、砂利を入れた後は地面ギリギリに木製の床がある形になり、濡れることも多かったせいか、腐朽が進んできている柱もあります。実はこちらこそ待ったなし…と言っても良いかも知れません。
1号館は、奥行きが約90cmあり、薪を2列に積み上げられる構造になっています。しかし、2列に積み上げてしまうと奥にある薪が出し入れできなくなりますし、手前のものと入れ替えたりしたくなる場合もあり、2列あることで手間が増えてしまいます。結局、1列だけしか積んでいない状態がほとんどで、これでは場所がもったいありません。この際なので、2号館と同じように1列の収納とした「新1号館」に立て替えようかな?と思っています。
新1号館への建て替えを考えるときには、隣で建てようとしている倉庫との兼ね合いが重要になります。倉庫の上に屋根付きのデッキを載せる…というとんでもない野望を持っているわけですが、デッキに登るためには何らかの手段が必要。私ひとりならハシゴでもあれば大丈夫なのですが、妻からは「階段がなくては登れない」とのオーダーが出ています。
限られた床面積の中で内階段は考えられません。外階段を設けるとしたら、周辺の空間を考えると北側しか考えられず、1号館は間違いなく障害になります。1号館を現行のままで移設する手もあるのかも知れませんが、せっかくなら階段の土台を兼ねた新1号館に建て替えるのがいちばんスマートかな?と思っています。
そもそも、こんな大規模な建物を建てられるのか?という問題はあるわけですが、結構楽観視しています。高いところでの作業に気をつけさえすれば、あとは普段のDIYの延長。これまでに作ってきたいろいろなモノの技術で対応できるはずです。法的にも、この程度の床面積(「増築」分は10平米もないでしょう)なら建築確認申請の義務はありませんし、建ぺい率や容積率が制限を超えることもありませんしね。
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