先日、珍しくSSK Worldのサーバーがメンテナンスのため数時間停止していました。ココはしがない個人Webサイトですから、わざわざ広報もしなかったわけですが、同じサーバーに同居している妻の店のWebサイトの方には、一応案内を出しておきました。まあ、店は休業日で、しかも停止するのは真夜中の予定でしたから、たいした影響もなかったと思いますけどね。
今回のメンテナンスでは、レンタルサーバーのOSであるFreeBSDがバージョンアップされましたが、OSそのものよりも大きなトピックだったのが、PHP 7.2がモジュールモードで動かせるようになったこと。従来のCGIモードよりもはるかに高速に動作するのだそうで、PHPで動いているWordPressも、ひいてはWordPressで運用されているSSK Worldも、これまでより軽く動いてくれることが期待されます。早速設定を切り替えて運用を始めていますが…速くなりましたか?
SSK Worldがお世話になっているさくらインターネットでは、昨年PHPのモジュールモードが使えるようになったときに、「はやいよ、さくらちゃん」というキャッチフレーズで大幅な高速化をアピールしていました。そのときは、新規に契約するサーバーにのみ適用されるもので、従来のサーバーですぐ使いたい場合は環境の再構築が必要…ということだったので、順次旧サーバーに適用されていくのを待っていました。さすがに、イチから構築し直さなくてはならないのでは面倒ですからね。
もともと極端に重いWebサイトではなかったはずなので、今回のバージョンアップで高速化を実感できている方はそれ程いないのではないかと思いますが、サイト管理者の私から見ると、WordPressの管理画面での操作への反応は明らかに良くなりました。ありがたいことです。
Googleが、検索エンジン上でのランキングに表示までのレスポンスの速さを考慮しているらしい…という話もありますが、そんな話を抜きにしても、お目当てのページが待たされずに表示されるのは嬉しいことです。実際には、インターネットの各結節点での通信速度など、他にも影響される要素が多そうですけどね。
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