先週末までに、基礎枠とその下の敷き砂利は一応出来上がっていた我が家の新しい倉庫。この週末は、出掛けなくてはならない予定が続き、家のことは大してできなかったのですが、それでも少しずつではあるものの作業は進めています。
基礎枠のすぐ上に、床板の下地としてのコンパネを直接取り付けても一応建物は出来上がると思うのですが、そこは我が家の様々なアイテムがぎっしり詰まるはずの倉庫。強度をコンパネだけで受け止めるのは辛そうです。そこで、基礎枠の上に、床のコンパネに掛かる重量を分散するための根太(ねだ)枠を作ります。
根太枠の材料は、床面積拡張分の基礎と同様の、ACQ処理済みの2×4材。先週のうちに寸法に合わせて刻んでありましたが、これを縦に使って根太を組んでいきます。横に寝かした向きで渡すよりも、この方が圧倒的に強度面では有利です。しかし、2×4材の長辺方向、約89mmの長さを貫いてネジ止めしなくてはならないことになり、これはなかなかタイヘンです。
15cmくらいの極端に長いコーススレッドで留める手もあるのかも知れませんが、今回はもうちょっとスマートな方法を使っています。
- コーススレッドのネジ頭が収まる大きめの穴を、深さ40mmくらいまで空ける
- この穴の奥に、4mmのドリルで下穴を空ける
- 長めのドライバービットを装着したインパクトドライバーで90mm(φ4.5mm)のコーススレッドをねじ込む
これなら、一般的なサイズのコーススレッドで対応できて、ねじ込むときの力も最低限で済みます。最初は、埋め込み用の穴は直径15mmで空けていたのですが、十分な精度が確保できれば、穴の直径は12mmでも十分なことが判明。最初に空ける穴が小さくて済むなら、その方が圧倒的に楽…ということで、早々に切り替えました。
1時間ほどで、根太の組み付けは完了。これで、基礎は構造としては出来上がりです。
旧倉庫の基礎は丁寧に塗装してありましたが、よく見ると塗装の剥げが結構目立ちます。増築した部分はACQ処理済みの2×4材で作りましたが、表面から染みこませた薬剤は内部全体に行き渡っているわけではなく、切断面は防腐性能が十分ではありません。
というわけで、全体を改めて塗装しました。塗料は、薪小屋3号館の塗装にも使ったキシラデコール。たっぷりと染みこませるように、ゆっくりと塗っていきました。
何とかこの週末の中で、予定していたとおりの作業は済みました。来週末には、十分に塗料が乾いたところで、床下地のコンパネ張り付け、そしていよいよツーバイフォー工法ならではの壁の作成へと進んでいくことができます。梅雨明けもおそらく間近、順調に進められますように。
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