骨折にもめげず…というよりは骨折を誤魔化しつつ、この週末も新倉庫の建築は続きます。日曜日も、朝から近所のホームセンターに向かい、この日の材料の買い物をしてきました。
土曜日は壁枠に合板を張り付ける作業を進めたわけですが、先に屋根をきちんと塞いでおいた方が良いと思い、今回は屋根の下地づくりの材料を揃えました。スギの野地板と、「ルーフィング」と呼ばれる屋根用のアスファルト系の防水シートです。
ルーフィングを屋根に張るためには、タッカーを使います。ホッチキスの針のようなものを直接木材に打ち付けてしまう道具ですね。安いモノは1,000円未満でも買えるのですが、ここはプロの定番・MAXのガンタッカを揃えることにしました。ずっしり重い金属製で、打ち込みに安定感があります。
スギの野地板は、1枚だけを半分の細さに切り分け、それを両端に配して1層目を並べます。その上に、今度は切らないままのものを使って2層目を重ねます。こうすることで、継ぎ目が互い違いになり、そこから雨漏りすることを防ぎます。
さらにこの上から、ルーフィングをタッカーを使って打ち付けながら張っていきます。斜面に対して水平方向に、下から、少しずつ重ねながら張っていくのが鉄則。これを守らないと雨漏りの元になります。タッカーの針もあまり数を打ちすぎないように、打ち損じないように、気をつけましょう。
ルーフィングが張れれば、とりあえず屋根についてはひと段落。とはいえ、屋根材は早めに葺いておくべきでしょう。仕上がりが平らになるアスファルトシングルを使うつもりです。上にデッキを載せるときに、波形の屋根材よりも楽そうですからね。
続いて、まだ手つかずになっていた階段周りの合板取り付けを進めました。階段の形に沿ってジグソーでジグザグに合板を切断し、上半分が内側に、下半分が外側に取り付けられることになるイメージで、1回切断すれば一発で出来上がり…となることを目論んでいました。
しかし、ジグソーは直角に曲がる切断は苦手。丁寧にその都度突っ込み直すか、強引に曲がるか…ということになります。両方を使い分けながら、まあまあ許容できる程度の仕上がりにはなりました。
あとは、踏み板のサイズに合板を切り刻み、形に合わせて載せていきます。すべて全く同じ形状に切っていけばピッタリ収まる…はずなのですが、現実的には合板切断の側も、2×4材の壁枠の側も、そこまで厳密に加工できていなかったりするので、最後はどうしても現物合わせ…というところも出てきます。
階段の部分の合板をコーススレッドで固定した後、継ぎ目だらけということで間をシーリング材で埋めて、この部分は完成。片流れの屋根周りだけはまだ合板の取り付けが残っていますが、一応これで上棟…ということで良いのではないかと思います。自宅の新築のときにはやらなかった餅まきでもやってみようかしら。
今週も雨が降るとの天気予報が出ています。一応、上からシートを掛けておいた方が良さそうですね。入口も塞いでおかないと。
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